具体化せよ!フンワリした何かを!

ここのトコいい天気が続きますねー。こんな日はみんなでのんびり屋上でビールでも飲みたい気分です。仕事しながら。(そりゃダメか)

というわけで珍しく仕事の話です。

仕事してて思うんですけど、こう、すっごいフンワリした内容を任されることってあるじゃないですか。「そんな感じでよろしく」的な。そういうのを如何にこなすかが、仕事全体の成否に大いに関わってくると思うんですよ。

僕のお仕事だと

お客さま

お客さまシステム部

システム会社マネージャー

下請け会社リーダー

下僕(つまり僕)

てな感じで仕事が流れてきます。なるべく上の方でフンワリを解消してくれるのが理想なのですが、最後までずーっとフンワリしっぱなしで仕事が進んでいくことがよくあります。

するとどうなるか。最後の方になってようやく具体的な形が見えてくると、お客さんから「それ違うよ!」って言われるわけです。

だから、最初のフンワリ状態をいかにして早く具体的な形にするかがものすごく重要なのです。

なのですが!

世の中おかしなもので、この「フンワリ状態での会話」が頭イイ!と思っちゃってる人が多いんですよ!たぶん。それは違う!(ここが今回僕が最も言いたいところ!)

僕なんかもそうなんですが上から「フンワリやっちゃってー」と言われると、ついつい頭良さそうなフリして「分かりました!とりあえずやっちゃいます」的な感じで答えちゃうんですよ。それって「オレって何でもできちゃうよ」的自負心というか自信過剰が生む勘違いというか大失敗というか…。明らかに非効率なんですよコレ。

正しくは「フンワリやっちゃってー」って言われた瞬間に、僕は「それってコレコレこういうことですよね。まずやるべきはコレコレなので、コレコレ作ります」ぐらい確認すべきなんですよ。「フンワリやっちゃって」命令を出す人は結局フンワリとしかわかってないことが多いので、その真意を汲み取り、その人にもよく理解できるような具体的な想定図を示してあげる。教えてあげる、くらいのことができないとダメなわけです。



そして具体化のためのスピードが何より大事です。

中途半端に能力ある人が陥りやすいのではないかと想像するのですが、とりあえず「わっかりやしたー!」とか言って、後から自分一人でじっくり考えればいいや!ではダメなのです。それは頭よくないのです。

1秒でも早く、骨組みだけでも自分の頭の中に構築し、それを示すのが頭イイ!のです。

しつこいですが、分かったようなフリして、フンワリ状態で会話を続けるのは頭よくないのです!!



とは言っても逆に抽象的な話ができない人ってのもいますよね。何かって言うと「具体的に言ってください!」的な。

具体的にどうなのかは自分の頭で考えてくれよ!とか思うのですが、それだと結局「フンワリとしか話せないない人」になっちゃいますよね。うーむ。

結論。

1.具体的なイメージを持った上でフンワリ抽象的に話すのは頭良い。

2.フンワリ抽象論を具体的イメージに落とせるのが頭良い。

3.頭イイふりはやめよう。

以上、自分への戒めでした。


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