しかし現在、数本の短編小説だけは例外的に電子書籍版がリリースされています。「村上春樹作品」としてではありませんが…。
それがこちらです。
この画像は紙の書籍版ですが、電子書籍版がKinoppyやhonto、koboなどから毎月リリースされているのです。ちなみにAmazon Kindleから出してないのは文藝春秋社のささやかな抵抗でしょうか?(^_^;)
月刊『文藝春秋』電子版配信中! | お知らせ - 文藝春秋WEB
その中で一時期連載されていた村上春樹さんの短編小説こそ、例外的に電子版として読むことが許された作品ということになります。
短篇集出ましたね
その文藝春秋にて連載されていた短編小説が、昨日9年ぶりの短篇集として発売されました。もちろん紙の本として。
その中の「イエスタディ」という作品について、もともとの形から一部省略された内容で短篇集に収録されているというのがニュースになっています。
春樹さん、イエスタデイ「替え歌」を大幅削除 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
この作品はビートルズのイエスタデイを奇妙な替え歌で歌う、関西弁を第2言語として後天的に身につけた木樽君という人物の話です。雰囲気があの「ノルウェイの森」に似ていることは、タイトルが同じビートルズであることと無関係ではないでしょう。
そのイエスタディの替え歌が問題になった(問題になる可能性があった)ようで大幅に削られたようです。
全文は文藝春秋に載ってます
ですがもちろん連載時の文藝春秋には載っています。その電子版が最初に載せた写真です。
電子書籍版の中身が改訂されるなんてことはあるのでしょうか?いずれにせよ全文が知りたい人は今のうちに読んでおいた方がいいかもしれませんね。
安西水丸さんが亡くなられたそうです
ところで先日、イラストレーターの安西水丸さんが亡くなられたそうです。水丸さんといえば村上朝日堂はじめ村上春樹さんとのコンビで数々の作品を作られてきた方。エッセイにも度々登場していました。とても悲しいです。
安西さんは猫が嫌いなのに村上さんが猫好きなものだから、たびたびイヤイヤ(^_^;)?猫を描いてたそうです。
週刊朝日では1回限りの村上朝日堂復活として、村上春樹さんが追悼の文章をよせているそうです。僕はまだ読んでないので、これから買いに行きます。ではまた。
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