偶然出会ったおじさんの娘が2人とも東京芸大だった話

面白いこともあるものです。

先日ハーマイオニーさん(奥様=魔女)が借りてきた漫画が、「ママはテンパリスト」等で有名な東村アキコさんの新しいエッセイ(自伝)漫画こと「かくかくしかじか」。感想は別途書きたいくらい、これは

傑作!

です。素晴らしい。面白いし感動した。

美大を受験するために高校時代死ぬほど絵の練習をしたとか、そういう話なのです。そのときの恩師が面白い&素晴らしい人物で…。続きは是非漫画をお読みください。これは買ってもいいな。

話には聞いたことがありましたが、美大の入試というのは大変難関で、1浪2浪は当たり前、東京芸大なんかだと5浪6浪当たり前の世界なのだそうです。みんな1年間、絵の先生のもとデッサンやらなんやらを死ぬほど練習して、それでもほんの一握りしか合格できない、そんな厳しい世界なのだそうです。(そうじゃない芸術系の私大もたくさんありそうですが)

ところで生後7ヶ月の息子ちゃんをつれて街を歩いていると、おじさん・おばさんに本当によく声をかけられます。自分で言うのもなんですが親である僕が声をかけやすそうな雰囲気なのでしょう(^_^;)。

今日も、とある公園的なベンチで息子ちゃんをベビーカーに乗せて、僕は新丸子駅前の岡埜さんという和菓子屋さんで買ってきたお饅頭(無茶苦茶美味しいのです!)を食べていたら、一人の初老のおじさんが声をかけてきました。60歳台くらいでしょうか?

おじさんには娘さんが2人いて「中学に入るくらいまでは可愛かった」的な会話を楽しくさせていただいてました。

「もう結婚とかされてるんですか?」と聞くと、
「いや全然(笑)、2人とも大学とかで忙しいみたいで」
「学生さんなのですか?」
「ええ下の子は今大学院に言っていますし、2人共2浪3浪して大学に入りましたから」「へー、すごいですねぇ。もしかして医学部とか?」
「いやいや芸術系なんですよ」
「どちらの?」
「2人共東京芸大で…」
「わー!すごいですねぇ〜!!」

ちなみに僕はハーマイオニーさんが借りてきた漫画を今朝読んだばかり。なんてタイムリーな(^_^;)。

東京芸大というのは本当に限られた素晴らしい才能を持った方しか入学できないと言われている日本一の芸術大学なのです。絵画系だと何年も浪人して絵の技術が超絶レベルまで達していないと決して入学できないと言う…。

正直僕は芸術方面で活躍している人に大変憧れています。僕は(非常に低レベルですが)絵を書くのも好きだし、音楽を奏でるのも好きだからです。レベルが違いすぎてアレなんですが(^_^;)。

で、さらにいろいろ話を聞いていると、上の娘さんはすでに大活躍されているそうで、お名前とホームページを教えていただきましたが、大変ステキな絵を描かれています。ホントに素敵なんですよ。勝手ながらリンクさせていただきます。


下の娘さんは七宝焼で絵を書くという、これまた美しく面白そうなことをやってらっしゃるそうで、東京メトロ財団の賞を受けたとか言っていました。

決してドヤ顔ではなく、控えめになのですが、自分の娘の自慢をできるって本当に幸せなことなのでしょうね(^_^)。羨ましいし憧れます。

ちなみにおじさん自身もかつては洋服デザイナーとして活躍されていたそうです。芸術一家ってことですね。

僕は絵も音楽も中途半端以下なのですが何か息子ちゃんに残したいものです。プログラミングでも伝授しとくかな。それかDB設計か(^_^;)。ではまた。

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