2009年1月15日木曜日

ブラームス1番聴き比べ

僕が今現在もっとも好きなクラシック曲こそブラームスの交響曲第1番です。特に第4楽章最後の2分間で訪れる大爆発!この最後の2分間のために、それまでの時間(45分くらい)があるような気すらします。何度か生で聞きましたが、そのたびに心が解放されるのを感じます。

そんなブラームスの1番ですが、指揮者によって曲のニュアンスが結構違ってきます。この曲に限らず全てそうなのでしょうが、ちょっと興味があって自分で聴き比べてみました。

YouTubeにてその最後の大爆発の部分を聞けるようにしてみましたので、是非以下で自分の耳を使って確かめてみてください。音質は最悪ですが。

まずは僕がもっとも愛聴しているカラヤン/ベルリン・フィルの演奏です。「王道」という言葉が頭に浮かんでくるような威風堂々とした演奏。大変重みがあります。


対して金聖響/オーケストラアンサンブル金沢の演奏は疾風怒濤のスピード感。同じ曲とは思えないくらいのテンポの速さ!速さゆえの大迫力です。


僕は実際に金聖響/オーケストラアンサンブル金沢のブラームス1番を生で聞きましたが、そのときはこのCDよりもさらに速かったです!

金聖響さんと言えば古楽器奏法(ピリオド奏法)ですが、古楽器奏法で有名なのはベルリン・フィルの現首席指揮者であるサイモン・ラトルです。

そのサイモン・ラトル/ベルリン・フィルのブラームス1番がiTunesストアで売り出されたので思わず購入。だって600円ですよ。これは破格です。今現時点で全体のアルバムセールス・ランキングで6位につけていますが、納得。今年の秋に予定されているブラームス交響曲全集のリリースに先行して1番だけがiTunesで独占配信されているそうです。

この演奏が果たして古楽器奏法なのかは分からない&確認できていないのですが、ニュアンス的にはちょうどカラヤンさんと金聖響さんのちょうど中間=イイとこ取りしたような感じになっていると思います。聞けばラトルさんはカラヤンさんのブラームス1番に心酔していたとのことなので、カラヤンさんのような重厚さを残しつつ、ピリオド奏法的な計算されたドライブ感を演出しているのかもしれません。


実際、第4楽章の演奏時間を比べて見るとこうなっています。

カラヤン…17分46秒
金聖響 …16分00秒
ラトル …16分52秒
千秋真一…18分10秒(R☆Sオーケストラ)ってCDがあるのです

なかなか面白いでしょ?今度購入しようと思っている朝比奈隆/都響の演奏はカラヤンよりもさらに遅いそうなので楽しみです。

どれが良いのかと一概に言うことはできません。その時々の気分に応じて選んで聞けば良いのかも知れませんね。車の中で聞くのなら金聖響さんのだな、とか。

というかブラームスの1番、いいでしょ?来月14日にも生で聞いてきます。ベルリン放送交響楽団の演奏で、今からとても楽しみです。

2 件のコメント :

  1. 指揮者が違うと、印象もかなり違いますね。
    私は、どちらかと言うとカラヤンが指揮した演奏が好きです。
    より格調高く…という感じがします。
    私も好きな曲を聴き比べてみたいと思います。
    まずはボレロ、威風堂々からしてみますね。

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  2. レスポンスありがとうございます。
    カラヤン派ですか、気が合いますね。

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