パソコン引越しの続き

パソコンの引越し作業について。

今回、結果として最大の難関となったのは内臓ハードディスク(HDD)のデータの引越しでした。HDDのインターフェースはIDEです。IDE→USBのコネクター(「裸族の頭IDE」)を購入し、準備は万端のはずでした。

旧パソコンには2台の内臓HDDがあり、1台はもとからついていたOS入りのシーゲイト製HDD、80GB。もう1台はあとから追加した東芝製の120GB HDDで、主にiTunesの音楽・動画データの保管に使ってました。今回、鬼門となったのはこの東芝製HDD。僕はこれをダイナミック・ディスク形式でフォーマットしてしまっていたのです。

普通HDDのフォーマットというとFAT32とかNTFSを思い浮かべると思いますが、それとは別にWindowsの機能でベーシック・ディスク形式とダイナミック・ディスク形式とが選べるんです。普通はベーシックで十分なのですが、ダイナミックにするとパーティションが後から柔軟に変更できる等のメリットがあります。

ところがこのダイナミック・ディスク形式の場合、どんな手段を用いても、そのままでは外付けHDD化して使うことができないんです!裸族の頭IDEでつないでも、ディスクの中身が見られません!つまり、パソコンに内臓して、直接マザーボード上のIDEケーブルにつながないことには、ダメなんです。

と、なると残された手段は旧パソコンを直すしかありません…、と思ったのですが、もう1つ手段を思いつきました。それは別のパソコンに一度内臓して、データを取り出す方法。幸い実家には以前僕が置いていったドスパラのデスクトップ・パソコンがあります。と、いうわけで実家に持って帰りました東芝のHDDを。

さっそく実家でドスパラ・パソコンを開けてHDDをつないでみましたが、認証されるもののデータが見えません。「ディスクの管理」から見てみると「異形式」との表記が。なんだ「異形式は!?」と思いWindowsヘルプと見ると驚愕の結論が!

異形式…Windows XP Professionalでダイナミック・ディスク化したHDDは異形式と表示されます。XP Homeでは見られません。

ガーン!実家のはXP Homeなんです。無念。旧パソコンを直すしかないわけね…。もしくはデータをあきらめてフォーマットし直すか…。

ちなみにiTunesのデータは結局iPodから吸い出しました。有料コンテンツもちゃんと認証できたので、とりあえずは問題ないはず。

HDDをダイナミック・ディスク化してる人は注意しましょう。では。

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ちなみに新しいパソコンにはUSBの他にeSATAという最新の端子が付いてます。USB2.0の倍くらいのスピードが出るそうです。せっかくなのでeSATA端子に接続できるSATA HDD用ケース(オウルテック製)を購入。以前買ったウエスタン・デジタル製の500GB HDDを入れて使ってみましたが、確かに高速です。1GBぐらいならアッという間にコピーできる感覚。30GBまとめて移動とかしても、気づいたら終わってました。今後はeSATA接続のHDDをメインの外付けHDDとして使っていこうと思います。

それにしても500GBの値段は下がりましたね~。僕が買ったときは10,000円を切って話題になってましたが、今や7,000円切ってますもんね。5,000円くらいになったらバックアップ用にもう1台買おうっと。

ちなみに他にI/Oデータ製の外付けHDD(250GB)も使ってますが、PCと連動して電源が切れたりするのが便利です。

気づいたらトータル容量が1テラ越え。10年前には想像もできなかったよね。


2 件のコメント :

  1. この前パソコンが壊れたときに同じ現象にあいました
    互換性ないのはつらいですよね~
    結局、僕はまたXPpro機を買いました。
    お手伝いできることがあったらしますよ!

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  2. おー同じ悩みを共有する仲間ですね!
    もしかしてどうしようもなかったらパソコン貸して!
    また飲みに行きまっしょい。

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