金曜日にチケットを撮ったのですが意外と良いお席をゲット。2階席なんですが1列目の18番。いつもはオーケストラの全体が見えない3列目なので、2階席は全体が見えて新鮮でした。特にボレロでは、ソロ・パートが各楽器を転々とするので、それを目で追うことができて楽しめました。
指揮者は元オーボエ奏者の宮本文昭さん。ソリストはヴァイオリンの川井郁子さん。途中、宮本さんと川井さんのトークがありましたが、宮本さんのしゃべりがよくしってるカイシャの部長(うちの部ではない。若手にやたら親しげに話しかけてくるちょっとウザイ…じゃなくて一生懸命な方)にそっくりで微妙な気分に。
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メンデルスゾーン:劇音楽《真夏の夜の夢》より「序曲/結婚行進曲」
マスネ:タイスの瞑想曲*
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より間奏曲
ビゼー:歌劇《カルメン》より運命の動機~第1幕への前奏曲/アラゴネーズ/間奏曲/ハバネラ*
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より「ある晴れた日に」*
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン*
ラヴェル:ボレロ
*つきの曲目がヴァイオリン協奏曲形式となってました。カルメンのハバネラとプッチーニは歌のパートをヴァイオリンで演奏するという珍しい形式でした。
メンデルスゾーンの結婚行進曲を生のオーケストラで初めて聞きましたが、あれはやばいですね。あんなの披露宴で演奏されたら感動して気を失ってしまいますね。大迫力!
お目当てのボレロもとても楽しめました。最初から最後まで一定のペースで、同じメロディーが淡々と繰り返えされるわけですが、全く退屈せずに聞けました。ラストでは今まで聴いたこと無いほどの大音量の大迫力で演奏終了!会場からは弾かれたように「ブラヴォ~」の声が多数。
いや~ボレロは良いですよ。クラシック初心者でも、僕みたいなちょいかじりの人でも、たぶん上級者でも存分に音楽を楽しむことができそうです。
ただオーケストラの演奏は、僕の聞く限り、いまいちでした。(僕のつたない耳なので本当は超素晴らしかったのかもしれません。あくまで僕の勝手で無責任な感想です。)おそらくは指揮者とオーケストラとのコミュニケーションの問題です。息のあって無さを感じてしまいました。大迫力の部分は良いのですが、繊細な部分がなんとももったいない感じ。そのせいか素人耳でもわかるミスが結構聞き取れてしまいました。特にホルンが…。フルート、オーボエは素晴らしかったけどね。あと川井さんのヴァイオリン(ちなみにストラディバリでした)ももちろん素晴らしかった。
ラヴェルのボレロはCD買おうかな。演奏云々はともかく、音楽との良い出会いがあったので、コンサートに行ったかいがありました。
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