ここからの続きです。カモノハシ通信3: テレビの選定ポイント
最大の特徴はモスアイ・パネル。他のパネルと比べて光の反射を抑えてくれています。例えば室内の照明とか窓からの日光とか、真っ黒な画面になると反射して白く映っている部分がかなり抑えられています。
実際にはこんな感じ。室内の照明がバッチリ映っちゃってますが、色味が白ではないところに注目。照明の元の色は真っ白です。それをこういう風に色を落としてくれていることが、画面の見やすさに大いにつながってくるようです。
モスアイ以外で気に入ったのは音質。2005年製のと比べるともう天と地ほどの差があります。一応2.1chということでウーハーとツイーターが下部に内蔵されており、これが特に人の声の聞き取りやすさに大いに役立っています。
正直「ふつうの人ならこの音質で十分に満足できるはずだ」などと(妙に上から目線なのが我ながらどうかと思いますが)思いました。
ただし標準のチューニングでは人の声の聞きやすさを重視してセッティングされているように感じられ、BGMや楽器の音は「まぁまぁ」と言ったレベルです。例えば「空気感を表現する」なんてレベルではありません。デジタル出力をデジタルアンプ経由で外部スピーカーから出力した音と比べると明確な差はあります。
が、それでも十分にいい音です。大変に歯切れの良いシャキッとした音なのは、左右に設置したツイーターの恩恵かと思います。
まだあまり使い込んでないので、機能的な面のレビューはできませんが、1点。
「取り扱い説明書がしょぼすぎる…」
なんと詳細は電子版を見てね、というスタンス。せめてどういう機能があるのかを一覧または目次形式で印刷したものを付けといてほしかった。
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息子にもピントを合わせました(^_^;) |
もうそろそろXL9は在庫がなくなってきているようで、これから買う人はXL10ということになると思いますが、僕としてはおすすめできるテレビではないかと思います。ではまた。
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