現在の主流は192kHz/24bit。最近のSONYのウォークマンあたりもこのフォーマットに対応してきています。
それに対しウチにあるDDA-100は最大96kHz/24bitまでしか対応していません。
ONKYOのハイレゾ音源配信サイトを見ると192/24でしか売ってない楽曲も多数あります。小澤征爾さん指揮サイトウキネンのアルバムとかそうです。
うちのDDA-100で192kHz/24bitを聞く方法は無いのか?
あります!
「ファイルをパソコンで変換にかける方法」がまず考えられますが、それは大変面倒です。今ならもっとスマートな方法がいくつかあります。
キーとなるのはハイレゾ再生ソフト。具体的にはONKYO HF Playerです!
1.Apple TV等にAir Play再生!
ハイレゾファイルが96/24でも、192/24でも、Air Play可能でした!これは便利。お手軽にハイレゾファイルを再生したい場合はこれに限ります。厳密に言うと再生音はハイレゾではないのかもなのですが、普通に聞いて差はほとんど分かりません。
アプリでAir Playに対応してるのがエライ。右下のアイコンね。 |
2.USB接続でもダウンコンバート可能
まさかと思ったのですが、DDA-100にiPhone 4を繋いでONKYO HF Playerから192/24音源を再生して見ると…、出ました!音。おそらくソフトウェア側でダウンコンバートしてくれていると思うのですが(未確認)、再生音は十分に美しいです。
テスト用にビル・エヴァンスのWalts For Debbyを192/24フォーマットで購入して試してみました。宮本輝さんの小説に影響され高校時代に僕が初めて買ったJazzアルバムがこのWalts For Debbyであり、幾度となくそのCD音を耳に刻んできた僕からして、この再生音は素晴らしいものでした。
ダウンコンバートしているので、本当のハイレゾ音質ではないのですが、恐らくは丁寧な仕事でデジタルリマスターされた音源はたとえCD音質であったとしても、従来のCDの音質を確実越えるクオリティです。まさに「ピアノが、ベースが、ドラムが、そこに、いる」そんな感覚。なんなんでしょうかね?これは。全体的にクリアって感じの録音では無いのに、このリアリティ。カッコいい!
躊躇せず高音質版を選べる
小澤征爾さんのアルバムをはじめ例え192/24でしか配信されてない楽曲でも、今後は躊躇せず購入できます。また同じ楽曲で複数のフォーマットが提供されている場合でも、迷わず高音質な方をチョイスできます。
本当はダウンコンバートで聞くなんて邪道かもですが、将来的に192/24に対応したDACを入手するかもしれないわけですから、とりあえず今は(宝の持ち腐れですが)聞ければOKです。それでも普通のCD音質より音は良さそうだし。
もっとも近い将来的には「その楽曲の権利」さえ持っていたら、クラウド経由で好きなフォーマットの音楽ファイルをストリーミングできるようなリスニング環境が出来るかも知れませんけどね。では。
この辺からの続きでした。
カモノハシ通信3: iPhone iPadでFLAC再生
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