そこで!システム部分をSSDに移管することで全体的なパフォーマンスアップを図ることにしました!
SSDとはハードディスクの代わりになるものなのですが、ハードディスクの数倍高速です。ハードディスクは中でディスクが回転しているのに対し、SSDはディスクレスの完全半導体。メモリみたいなもので、大変高速です。
mac miniには9.5mm厚のHDD/SSDを最大2台積めるようになっています。買ったときに入ってるHDDはそのまま今後も使うことにして、空いてる1台分のスペースにSSDを増設し、そこにOSをいれることでOS全体のスピード向上が期待できます。
用意したSSDはIntel 335シリーズの240GB。安い割に性能が良いと評判の品です。
増設のためには、mac miniをバラす必要があり、そのためには特殊なドライバーが必要です。また基板にSSDを接続するためのケーブル等も必要。個別にそろえることも可能ですが、今回はOWCのSSD取り付けキット(mac mini 2011/2012、上段用)を購入しました。SSD本体とこの取り付けキットさえあれば他に何も不要です。写真つきの取り付け手順書がついていて(英語ですが)大変わかりやすいので、これがベストかと思います。
なおmac miniに2台目HDD/SSDを増設する際は、1台目が上段か下段のどちらについてるかを確認し、それに合わせた取り付けキットを購入する必要があります。お気をつけください。
今回はこちらのブログを大参考にさせていただきました。ありがたい。
Mac mini SSD増設計画 SSDを取り付けました | 電気通う
僕が実施した手順をザックリ説明します。
1.システムごと外部HDDにバックアップ。
OSのバックアップ・復元機能を使うより「CCC」というソフトを使う方が確実簡単です。「CCC」を使って、USB接続したHDDに現在のMacintosh HDの完全クローンを作成します。「CCC」を使えば簡単です。シェアウェアですが30日間は無料で使えます。ちなみに500GBで5時間以上かかりました。
こうして外部HDDにバックアップを取ると、仮に本体のHDDが壊れても外部HDDからの起動が可能になります。
2.SSD取り付け
OWCの説明書と上記ブログを参考に、慎重にmac miniを分解。無事SSDを取り付けられました。ほとんど全てのパーツを外さないと増設できないので、ちょっと大変です。が、ゆっくりやっても1時間以内には終わるでしょう。
マザーボードも取り外し |
3.とりあえず通常起動
ちゃんと元通り動くかを確認。そのままではSSDは使えませんので、ディスクユーティリティーを使ってSSDを初期化。
4.SSDにシステムバックアップ
再び「CCC」を使ってHDDからSSDにシステムをコピーします。SSDの方が容量が少ないので完全コピーはできません。「ムービー」フォルダなど、特にSSDに置く必要の無いフォルダはここで除外しておきます。ちなみにiPhoto用のライブラリは含めました、僕は。
5.SSDのTRIM有効化
SSDの性能をフルに発揮させるためにはTRIMという機能を有効化する必要があります。こちらもフリーソフト「Trim Enabler」というのを使えば簡単です。
6.DropboxやiTunes等のライブラリフォルダを変更。
DropboxやiTunesのライブラリは容量が大きいためSSDには載せません。保存先の設定を変更して、HDDの方に保存するようにしました。
結果どうなったか…。
かなり快適になりました\(^O^)/
特に仮想化ソフト上で動かすWindowsが非常にサクサクになりました。これで写真の現像はWindows上の慣れ親しんだソフトで快適に作業できそうです(SILKY PICS)。Windowsの起動も激ハヤになったので、これからはいつでも気軽にWindowsを利用できそうです。
もっと早くからやっておけば良かったと想うほど、大変快適になりました。
mac miniは59,800円から買えるので(僕が買ったのがその59,800円のモデル)、macに興味ある人にはオススメです。ではまた。
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