夫婦ふたりして起きて(というか僕はもともとmacで作業していたので起きていたのですが)、泣きわめく子をあやしつつミルクを作って飲ませるのは、なかなか忍耐力のいる作業のようです。(僕はたまにしかやらないから、忍耐力も何もいらない。ハーマイオニーさん(奥様=魔女)に感謝です)
こんなときは、心休まる音楽を小音量で流します。一番良いのはショパンのノクターン。浅田真央ちゃんが今期のショートプログラムで使っているやつですね。
浅田真央ちゃんが使っているノクターンはいわゆる第2番。op9-2と表記されます。テレビだと「ノクターン」としか言わないのが謎ですよね。ラフマニノフのピアノ協奏曲はちゃんと第2番って書いているのに。ちなみに今期の真央ちゃんのノクターン2番は、どうもマリア・ジョアン・ピリスさん演奏の音源だそうです。甘美で優しい響きながらもどこか1本ピンと筋が通った心地良い演奏に聞こえます。
今うちで流しているのは、フジコ・ヘミングさんの「憂愁のノクターン」というアルバム。ノクターン第2番は残念ながら収録されていないのですが、第1番や第20番、エチュード「別れの曲」などのショパン作品の他にドビュッシーのベルガマスク組曲とか版画なども含まれています。どの曲も「夜」に合う、しっとりと静かな演奏となっています。ノクターンは日本語で「夜想曲」と表されるとおり、「夜」の音楽なのです。たぶん。
以前も少し書きましたが(カモノハシ通信3: 雑談トピ・カメラ・オーディオ)、フジコ・ヘミングさんが弾くノクターンはちょっと特別です。たまに心がその音楽を求めます。特に今日のような、午前4時なんかには。
そして家族3人、安らかな気持ちで眠りにつくのでした…。
と、うまく行けばいいのですが(^_^;)。ではまた。
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