2008年8月6日水曜日

N響ほっとコンサート

��響ほっとコンサート~オーケストラからの贈りもの

N響ほっとコンサート2008

指揮:梅田俊明
司会:髙橋美鈴 (NHKアナウンサー)

ブリテン:「マチネ・ミュジカル」作品24から「行進曲」
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」から「ギャロップ」
ヨハン・シュトラウス:「アンネン・ポルカ」
チャイコフスキー:歌劇「エフゲーニ・オネーギン」から「ポロネーズ」
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」第1幕から
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊り」

ビリック:ブロックM <吹奏楽>
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲 <吹奏楽>

ラヴェル:ボレロ

NHK交響楽団、略してN響。初めて生で聴きましたが、すヴぁらしい。今まで生で聴いたことのあるどのオーケストラよりも明らかに高い完成度。音がぶ厚い。その日の曲目・構成・指揮者にもよりますが、超重低音。誰が聞いてもカッチョよいと思うはずです。

僕が言うのもなんなんですが(ホントに)、都響の音が「若い!」って思ってしまいました。それが都響の良さでもあるんですけどね。もしかしたらオーケストラの音はコンサートマスターの「外見」に比例、というかマッチしてるのかも知れません。絶対違うけど。

よく日本のオーケストラを序列で並べてトップにN響をおいたりしますが、それを僕は「ケッ、どうせたいしたことないだろうに、みんな名前で選んじゃってよ」などとヒネくれた見方で見てましたが…反省。国民の皆様から徴収したお金をつぎこんでいる(のかどうか本当にはよく知らないけど)だけのことは十分にあります。

うまい!うますぎる!(注:僕は埼玉県民ではありません)

そんなN響が夏休みに行う、子供・ファミリー向けのコンサートが今回の「N響ほっとコンサート」です。今回のテーマは「リズム」ということで、曲目からして楽しげなラインナップ。「天国と地獄」なんて生オーケストラで聴くと笑っちゃうくらいすごいですね。

前半ではボロディンの歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊り」が特に印象に残りました。これ、バイオリン演奏バージョンを宮本笑里さんのアルバムで聴いていたはずなのですが、忘れてました。いろんな種類の人々がそれぞれに踊りを踊る様子をリズムやメロディーで表現しているのですが、僕にはまるでドラゴンクエストの一連の曲のように聞こえました。「あ、今フィールドに出たな」「あ、戦闘だ」「あ、街の音楽だ」みたいに。幼稚ですみません。

中盤はN響吹奏楽ということで、年に1度のブラスバンド・コンサートだそうです。改めて聴くとブラスバンドもいいですねぇ。どうしてブラスバンド部に入らなかったんだろう、オレ…。などと考えてしまいました。

さて今回の指揮者は梅田俊明さん。実はその前の都響も梅田さんということで、梅田さん連発です。親しみやすそうな外見そのままに、演奏の方もとても親しみやすい、分かりやすいものとなっていました。指揮もいたって普通な感じがして、見ていて分かりやすいです。以前「のだめオーケストラ」の際も梅田さんが指揮でしたね。きっとファンの方も多いのでしょう。

そしてラストはラヴェルのボレロ。さまざまな楽器により繰り返し演奏される呪術的なメロディ。169回繰り返されます。これ、何回聴いても飽きないのにはどんな秘密があるんでしょうかね?この曲、すごく好きです。繰り返されるごとに音量も少しずつ大きくなっていき、最後はフル・オーケストラによる最大音量!ド迫力のエンディングを迎えます。クラシックに興味ない人でも絶対に楽しめるし、クラシック好きな人にも楽しめる、素晴らしい曲です。機会があれば是非ホールで聞いてみてください。超絶におスルメ…じゃなくてオススメです。

ところでボレロでは、出だしのフルート・ソロで一瞬音がひっくりかえるミスが発生。その後の演奏が素晴らしかったので特に気にはならなかったのですが、演奏終了後そのフルート奏者がまわりの奏者から茶化されてるのが見ていて微笑ましかったです。N響の首席フルート奏者でもソロは緊張するんだな、というのが分かりました。

終演後は前に書いたように楽器体験コーナーで遊んでから帰りました。

今回のコンサートは夏休みの子供向け企画と言うことで若干なめていましたが、とんでもない。途中指揮者やステージング・スタッフ、奏者の方々へのインタビューもあり、とても楽しくまた勉強になりました。演奏メンバーは僕でも知ってる有名な顔がたくさんいて、たぶんちゃんとしたフル・メンバーだったような。これでお値段5,000円は大変安かったと思います。願わくば普段からこのくらいのお値段でやってくれれば…。

このコンサートの模様はNHK教育テレビにて8/24(日)午後9時~のN響アワー等にて放送されるそうです。ボレロ、是非見てみてください。ではまた。

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