東京都交響楽団ハーモニーツアー 2008→2009【東京】
指揮:梅田俊明
ヴァイオリン:菅沼ゆづき
ソプラノ:半田美和子
司会:朝岡聡
��シュトラウス:ラデツキー行進曲(演奏しながらオーケストラ入場)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」第1楽章
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
「サウンド・オブ・ミュージック」メドレー
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より『私のお父さん』
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より『凱旋行進曲』
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より『モルダウ(ヴルタヴァ)』
夏休みの子供向けコンサートということもあって、お値段大変お安く2,000円。座席は2階の10列目。いつもは前の方しか見られない都響の全体をひさしぶりに見ることができました。
こういう安いコンサートだから演奏もいまいちなのでは、と思っていたら大きな間違い。コンサートマスターは矢部さんだし、チェロには古川さんもいるし、第2バイオリンにはいつもの美人さんもいて、いわゆるフルメンバーではないかと。
そしてまずはオーケストラ入門の定番とでも言うべき、ベートーベンの運命交響曲第5番の第1楽章。ホールで生で聞くのは初めてでしたが、いいですねぇ、運命。続いてヴァイオリンのソロを入れてのツィゴイネルワイゼン。こちらも定番ですね。
だがしかし。
夜行バスのところでも書きましたが、僕はこの日の朝に夜行バスで東京に到着したばかり。バスの中でもあまり寝られなかったし、到着してからも寝てません。そこにきて「サウンド・オブ・ミュージック」の牧歌的な音楽と歌。自然と目の前にはアルプスの山々が広がり、気付けば僕は広大な草原に大の字になってしばしのお昼寝。遠くのほうからは「ド~はドーナツのド~」とか聞こえてきますすすすす…。
ここで休憩。
後半1曲目のプッチーニの「私のお父さん」はなかなか良かった。当たり前だけど車のオーディオとかで聞く音楽と、ホールで生のオーケストラをバックに生声で歌ってるのを聴くのとでは、全然違います。
ヴェルディの「凱旋行進曲」は、えーと、どんなんだったっけ?(笑)
最後の「モルダウ」は素晴らしかったですねぇ。60%ぐらいは記憶にありますが、大変美しかった。
と、個人的・体調的にはいまいち音楽に集中することができませんでしたが、でも逆に癒され疲れがとれました。あれ、アンコールは何だったっけ?チェコつながりで、ドヴォルザークのスラブ舞曲?あともう1曲あったような…。
都響は東京都文化発信プロジェクトの一環としてハーモニーツアーと称し、地方や離島で演奏会をしてまわるそうです。大変素晴らしいことです。また今のうちにがんばっておけば、2016年の東京オリンピック実現の際には、いろいろな場面で活躍の場を与えてもらえることでしょう。なんてったって都響はもともと東京オリンピック開催時に合わせて創設された都のオーケストラなんですからね。
次回の都響は9月の定期公演です。がんばれ都響!そしてがんばれオレ!
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