無法者サービスを批判してみる。Amazonとか

昨今、電子書籍の普及スピードが早まっているように感じられます。日本国内の電子書籍シェアで第1位を走っているのが残念ながらAmazon Kindle。強いです。

今年に入って目につくのがKindlle書籍の大安売り。書籍の再販制度には様々な問題点が指摘されているものの基本的にそれを守り続けてきた国内の本屋さんを尻目に、Amazonは「知ったこっちゃねー」とばかりに安売りを仕掛けてきました。特に角川書店との「悪魔のコンビネーション」によるセールは破壊的すぎます。詳しくは書きませんが50%オフとかざらみたいですね。

紀伊國屋書店やhontoのような書店連合軍は今のところAmazonの真似はできません。せいぜい購入者に次回使えるクーポンをつけたりポイント倍増したりするくらい。本の価格破壊は断じてさせまいという意志が感じられます。楽天ですらクーポン配布しかしてません。

Amazonに負けるのは必至でしょう。

なんと言ってもAmazonは税金を払う必要がないし、日本のルールも守る必要がない(と今のところ思っている)からです。そんな無法者=DQNに勝てる人いませんて。安くて便利なAmazonを使いたい人がほとんどでしょう。

ネットの世界っていつもそうです。

無法者がルールを無視したやり方で一気に市場を席巻します。

例えば食べログ。立ち上げにあたり既存グルメサイトを人海戦術でコピペしまくることで一気にコンテンツを充実させたことは有名です。ルール無視、やったもん勝ちの虚しい世界です。

例えばLINE。まずはiTunes Storeレビュー欄を使った「出会い系アプリ」として一部の人たちに浸透させ(最初期は本当に酷かったですよね。意図してなかった訳ない)、そこからスマートフォンの電話帳情報を(ほぼ勝手に)使ってユーザーを芋づる的に増やすという「普通思いついても実行はしないだろう(さすがに国民性の違いを感じる)」的な薄汚い手段で今日の地位を築きました。

角川書店もひどいですよね。だったらAmazonもhontoもkinoppyも同じ価格にしてみろってんだ。「ぐへへーAmazonさまー」みたいな感じで不気味にへりくだってる悪商人じゃないですか。そりゃ反感もかってトップページを何度もハッキングされますよ。

ではまた。


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