2012年2月24日金曜日

打ち消せ!ノイズを!

実は最近、主に健康のために朝晩通勤時に電車一駅分歩くようにしてるんですよ。健気でしょ?

品川から泉岳寺までで距離は1.2キロ。時間にして15分ほどです。始める前は「朝から疲れちゃうかも」って思っていたのですが、実際は体がシャキッと目覚める感じがしてとても良い感じ。始めて1ヶ月間、雨の日以外は続けています。

となるとほしくなるのが音楽。iPhoneで音楽を聞けるのですが、普段使いのカナル型(耳栓型)イヤホンでは歩くたびに音が大きく歪むという物理的弱点があります。かと言ってiPhone付属のイヤホンだと耳から外れがちだし何より遮音性が足りず周りの騒音に負けて音楽が楽しめません。(楽しむためには音量をかなりあげないといけなくて、それだと音漏れしてそうでイヤ。)

歩いている道は交通量の多い国道15号線とたくさんの線路(JRに京急に新幹線!)に挟まれているので、とにかく騒音は激しく、音楽を聞くとなると最悪な環境です。

そこで僕は決心しました。

ノイズキャンセリングのヘッドホンを買おう!と。

ノイズキャンセリングとは周囲の騒音を消してくれる魔法のような機能。10年前くらいにBOSEが最初に商品化して僕はそれを聞いて衝撃を受けましたが、要は外部の音をマイクで拾って、それと正反対の形の波を瞬時に作ってぶつけることで騒音を「相殺」する技術なのだそうです。試聴するとわかりますが、ノイズキャンセリングをONにした瞬間シーン…となって、世界が変わる感覚を味わうことができます。ただし当時はお値段が高かった…。

しかし時代とデフレは進み、かなり安い製品も登場してきました!もちろん良い性能のものは今でも高いですが、そもそも良いヘッドホンって高いですしそれは当たり前です。でも今ではなんと1万円以下でかなりの選択肢があるんですよ。僕も最近それを知って驚きました。

その中で僕がチョイスしたのはこちら。パイオニアのSE-NC21Mです。

パイオニア 密閉型ダイナミックステレオヘッドホン SE-NC21M

実質お値段は4,000円くらい。単純に「一番新しい製品」ということでチョイスしました。そういや大学時代のゼミの同級生がパイオニアに就職してたけど元気でやってるかなぁ。彼はうちのゼミでは数少ない優秀な学生だったなぁ。

まだ1週間ほどしか使ってませんが、買って正解だったと思います。

��良い点>

「コンパクト」カバンに入れて持ち運びしやすい。

「デザインがシンプル」ごてごてしてなくて好き。今までヘッドホンしながら街を歩いたことなどなかった僕ですが、別に恥ずかしくないです。これなら。

「メガネでも問題ない」僕がヘッドホンをイマイチ好きになれなかった理由がこれなんですが、このヘッドホンはメガネをしてても全然問題ありません。普通につけられて邪魔になりません。耳も痛くなりません。考えられたデザインと適度な密着強度ということなのでしょう。

「ちゃんとノイズが消える」90%カットの売り文句はやや大げさですが、十分に騒音を消してくれます。低い音の消し具合はなかなかで、車のエンジン音はかなり抑えられてます。人の声はあんまり消えません。

��ちょっと気になる点>

「値段相応の音質」音は期待してはいけません。でも道を歩きながら聞く分にはもう全然OKです。ヘンなサラウンドとかなくて、素直に頭のまわりの左右から音が聞こえてきて、それはそれで良いです。

「ホワイトノイズ」ノイズキャンセリングをONにすると「サー…」とわずかなホワイトノイズが入ります。静かな環境で使うとなると、僕にはかなり耳障りです。が、道を歩きながらならもう全然OKです。ちなみに音質(というか音響というか)もノイズキャンセリングONにすると落ちます。

「全体的な遮音性」思ったほどではありません。カナル型イヤホン(ER-6i)の方が上。

と、いうわけでとりたてて「悪い点」のない、安心して買える商品だと思います。他のを比較・試聴してないので何とも言えないのですが、僕みたいに初めてノイズキャンセリングを買ってみようと思ってる人にはお勧めできます。

お金持ちの人はぜひもっと高いのを買ってどんなものか教えてください。

��では僕は何を聞いているのか>

ノイズキャンセリングヘッドホンならではだと思うのですが、ピアノソロが十分に楽しめます。あんなに騒音だらけの道中で小さなピアノの音が聞こえるのは結構すごいことだと思います。そりゃもちろん「鑑賞」ってレベルじゃないですが、辻井伸行君と中村紘子さんの違いならば聴き取れますよ(笑)。それぞれの美しさもちゃんとわかります。

通勤時にという観点で最近聞いていいなと思ったのは、ジャズピアニスト渋谷毅さんのピアノソロアルバム。その音楽はクラシックに通じるものがあると、僕は勝手に思っています。雰囲気的には明らかに「夜の音楽」なのですが、あえてこれを朝の通勤中に聞くとなんだかしみじみするのです。朝に「ダニー・ボーイ」とか聞いてると「サラリーマンなんて…、粛々と仕事をしていれば…、それでいいんだよな…(悪くない意味で)」みたいな静かな気持ちになれます。

渋谷毅さんのアルバムについては以前ブログに書きました。
今井美樹・渋谷毅・ソニークラーク - カモノハシ通信2

��イヤホンのお勧めと言えば>

もちろんエティモティック・リサーチ社のER-6iです!と言いたいところですが、もう何年も前に比較試聴したきりなので何とも言えません。それに僕のER-6iはすでにお亡くなりになってるし…。今はAppleのIn-Ear Headphones(ダブルBA搭載のやつ)にER-6i用の耳栓部分を付けて使ってます。これはこれですごい良い。

僕が以前書いたイヤホン比較視聴のブログはこちらです。
イヤホン選びと言う果てなき旅路のとりあえずの帰結(前編) - カモノハシ通信2
イヤホン選びと言う果てなき旅路のとりあえずの帰結(後編) - カモノハシ通信2
ER-6iいい - カモノハシ通信2

そんなわけでパイオニアのSE-NC21Mはよい買い物でした。ほぼ毎日使うから耐久性が気になりますが、その辺もまた思い出したころに書いてみます。ではまた。

パイオニア 密閉型ダイナミックステレオヘッドホン SE-NC21M

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