カンチガイもハナハダしい私の人生(DVD付)
アーティスト:KAN
販売元:UP-FRONT WORKS
発売日:2010-03-10
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通しで二回り半ほど聴きました。六本木一丁目までハーマイオニーさんを迎えに行く道中(40分)と待っている間(1時間)ずっと聴いてましたよ。(それにしても会社終わってウチに帰ってクルマ出して雪の中、奥さんのパン教室終わりに迎えにいくなんて良いダンナさんですね、我ながら。)
第一印象はなんか「中学時代あまり期待せずにレンタルしてきたCDのうちの1枚」てな雰囲気。90年代前半て言うか、音楽的にはどうかわかりませんが雰囲気が。
あと「はじめてKANを聴くんです」って人にはオススメしずらいなぁ的な。はじめての人には一番新しいベスト盤「IDEAS」をオススメします。
でも良いアルバムです!タイトルは「カンチガイもハナハダしい私の人生」
もう1曲目から本当にカンチガイもハナハダしい(笑)。Perfumeか!?みたいな。シンセサイザーサウンド。プログラミングとかはKANさん本人だそうです。
2曲は「小学3年生」。ビッグバンド・ジャズ・ソングです。カンチガイハナナダしい小学3年生的な歌詞と洗練されたブラスの音色が、とっても愉快な世界を作り上げています。さらに塩谷さんのピアノまでフューチャーされて、とっても贅沢な一曲です。KANさんぽくないけど、やっぱりKANさんらしい曲かと。
3曲目からはいわゆるKANさんらしい曲が並びます。今までのアルバム的な曲が続いてなんだか懐かしい気分に。
6曲目の「ordinary days」はちょっと槇原敬之さんぽいかも。(カバーではないですよ)
なんと言っても一番良いのはやっぱり8曲目の「よければ一緒に」です。先日も動画をアップしましたが、またアップしちゃいます。
最後の曲「予定どおり偶然に」はなんとASKAさんとの共作。いろんなアイディアが詰め込まれた楽しく壮大な曲に仕上がっています。ASKAさん、KANさん本人の曲からはもちろん、ビートルズやベートーベンなんかもモチーフが散りばめられてるように聞こえました。(ところでモチーフってフランス語なんですよ。知ってました。)
あと今作にはDVDが添付されていて、レコーディングの様子が見られます。まだ半分ぐらいしか見ていませんが、非常に興味深い。「予定どおり偶然に」ではASKAさんも出てきますし、ストリングスを指揮するKANさんなんかも見られます。
レコーディングのための細かい指示を出す作業を見ていると、アーティストというのは本当にアーティストなんだなと改めて思います。ちょっと(本当はスゴく)憧れます。
そんなわけで是非タワーレコードあたりで8曲目「よければ一緒に」を試聴してみてください。ではまた。
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