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指揮:小泉和裕
チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント
��全てドヴォルジャーク)
・序曲『謝肉祭』 op.92
・スラヴ舞曲 第1集op.46より第1番ハ長調、第8番ト短調 第2集op.72より第2番ホ短調
・チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
��アンコール)
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番より サラバンド
前後半ともにとても見応えのあるコンサートでした。
前半はオーケストラサウンド全開の派手な演奏。とは言っても指揮は小泉さんなので、ギリギリのところで抑制が効いた品のある演奏であります。スラブ舞曲はなかなか盛り上がりました。自然と体がリズムをとってノッてしまうのは、この音楽がロックだからかも知れません。(たぶん違うけど)
スラブ舞曲の2-2(だったっけ?)がアンコールで再度演奏されました。ここで前半終了。その場でアンコールに応えられるところが、小泉さん&都響コンビの信頼関係なのではないかと素人ながらに思いました。
後半はベルリン・フィルの現首席チェリストでもあるルートヴィヒ・クヴァントさんソロによるチェロ協奏曲。ドヴォルジャークのチェロ協奏曲は大変人気がある有名曲で、僕も楽しみにしていました。さすがの演奏。特に第2楽章(だっけ?)の矢部さんのバイオリンとの掛け合いは極めて素晴らしい音色だったと思います。
でもどっちかというとアンコールでやってくれたバッハの無伴奏チェロ組曲の方が印象に残ったかな。チェロって格好いいなぁと思いました。子供みたいな感想ですみません。
・・・・・・・・・
そしてコンサート終了後は事前に申し込んでおいた会員向けの懇親会なるものに参加してみました。都響では年2回ぐらいこういう懇親会をやっているそうです。もちろん僕は初参加。
指揮者の小泉和裕さん、そしてソロ・コンサートマスターの矢部さんとも一緒のポラロイド写真を撮ってもらうことができました。これは嬉しい。
基本、立食パーティなのですが、司会が都響のコントラバス奏者の女性(これがまた"のだめ"に出てくる人みたいに小柄なかわいらしい女性なんですよね)だったり、プレゼントコーナーがあったりと、なかなか手作り感あふれる心温まる会でした。
このブログでも何度か述べてますが、僕が今もっとも心酔している指揮者こそ小泉さんであり、僕がもっとも好きなバイオリニストこそ矢部さんであるわけで、これは本当に記念になる貴重な時間でした。
時間中、団員の方々や小泉さんに気軽に話しかけることができたのですが、特に小泉さんには色んなことを話していただけました。聞いてくれたのは全てハーマイオニーさんですが…。指揮するにあたって好きな曲、苦手な曲がありますかという質問に対してもすごく真摯に答えていただけて、自分には経験もあるし、どんな曲でも何とかできるという信念を持って演奏会に臨んでいるとのことでした。また趣味の農業についても、自分で食べる分のお米はすべて自分で作っておられるとのこと。日本を代表するクラシック音楽の指揮者が農作業をする姿は想像するとなんだか微笑ましいですよね。
またソロ・コンサートマスターの矢部さんの挨拶では、指揮者の小泉さんがかつてはリハーサル中に怒って帰ってしまったというエピソードや、現在ではとても深い絆で結ばれているという話が聞けてとても興味深かったです。
と、そんな感じで大変充実した時間をすごすことができました。またより一層、都響が好きになりました。
既に来年度のサントリーホールでの年間シートおよび東京芸術劇場シリーズの年間シートをおさえています。今後も都響を応援しながら、よりクラシック音楽に親しんでいきたいです。
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