…と言っても、今年のコンサートはまだ残っているわけで、公正を期すためにも?昨年12月の「1万人の第九」以降、今年の「1万人の第九」以前の1年間を対象とすることにします。
その1年間で僕が行ったクラシックのコンサートは全部で26回です。
1. 12月 2日 1万人の第九 指揮:佐渡裕 第九ほか
2. 12月 9日 宮前フィル 指揮:田中一嘉 第九ほか
3. 12月13日 新日本フィル 指揮:ダニエル・ハーディング 第九ほか
4. 12月29日 関西フィル 指揮:藤岡幸夫 第九ほか
5. 1月10日 都響 指揮:小泉和裕 ラフマニノフほか
6. 1月31日 辻井伸行リサイタル ショパン・ベートーベンほか
7. 2月 3日 神奈川フィル 指揮:渡邊一正 横山幸雄 ラフマニノフ2ほか
8. 2月24日 大阪センチュリー 指揮:小泉和裕 ブラームス1ほか
9. 3月17日 都響 指揮:デプリースト 児玉桃 ショスタコ12ほか
10. 3月23日 川崎市立玉川中学の定期公演
11. 3月20日 Kバレエカンパニーの第九
12. 4月14日 日本フィル 指揮:沼尻竜典 辻井伸行 ブラームス1ほか
13. 4月30日 都響 指揮:エリアフ・インバル マーラー8ほか
14. 5月14日 都響 指揮:ヤクブ・フルシャ ガブリエル・リプキン ロメオとジュリエットほか
15. 5月18日 日本フィル 指揮:宮本文昭 ボレロほか
16. 6月17日 都響 指揮:ポール・ワトキンス 中野翔太 エルガー3ほか
17. 7月 2日 イマジン七夕コンサート ボレロほか
18. 7月30日 都響 指揮:梅田俊明 モルダウほか
19. 8月 3日 N響 指揮:梅田俊明 ボレロほか
20. 9月26日 都響 指揮:マーク・ストリンガー デュメイ ブルックナー6ほか
21. 10月 4日 サントリーホール ガラ・コンサート 指揮:井上道義
22. 10月14日 都響 指揮:イラン・ヴォルコフ 児玉桃、原田節 メシアン:トゥランガリラほか
23. 11月14日 OEK 指揮:金聖響 ブラームス1,2ほか
24. 11月19日 都響 指揮:ハンヌ・リントゥ 中村紘子 マーラー1ほか
25. 12月23日 都響 指揮:小泉和裕 ドヴォルジャーク
26. 12月 7日 1万人の第九 指揮:佐渡裕 第九ほか
最もたくさん聴いた曲はやはりベートーベンの第九です。昨年末は4回聞きましたからね。次がブラームスの交響曲第1番およびラヴェルのボレロの各3回。そしてラフマニノフのピアノ協奏曲2番が2回あります。
★まずは第5位!ダニエル・ハーディング&新日本フィルの第九です!
これはもともと金聖響さんが指揮の予定だったのですがぎっくり腰のため急遽ダニエル・ハーディングさんが代振りしたコンサートです。クラシック雑誌MOSTLYでもニュースとして取り上げられてました。
でもそのハーディングさんの演奏が素晴らしかった!また金聖響さんとハーディングさんは2人とも古楽器奏法(ピリオド奏法)の信者であり、僕にとって初めて聞いた古楽器奏法での演奏でもありました。演奏の良さもさることながら、オーケストラそのものへの興味をより大きくしてくれたという点で大変有意義なコンサートでした。
★続いて第4位!都響&小泉和裕のブラームス:ドッペル・コンチェルトほか
これは2008年最初のコンサートだったのですが、当日券を買って行ったかいがありました。特にブラームスのバイオリンとチェロのための二重協奏曲(通称:ドッペル・コンチェルト)との出会いは大変意義深い素晴らしいものでした。CDを即買いした位ですからね。
ラフマニノフのピアノ協奏曲2番も演奏自体は良かったのですが、近所のオバさんがシュッシュッシュッシュとうるさかったのがとても残念です。(詳しくは2008年1月のブログをご覧下さい。)
また小泉和裕さんの指揮&都響に心底心酔した会でもありました。このコンサートを聴いて「都響の定期会員になろう」と決めました。そういう意味では人生を左右しかねない重要なコンサートだったと言えます。
★第3位!辻井伸行君リサイタル@サントリーホール
完全に僕を辻井伸行君のファンにさせたこのリサイタル。終演後の握手会に参加したことも大きかったかも(笑)。デビューCDだけでなく、お母様著の本まで購入したくらいですからね。
演奏でショパンもさることながら、ベートーベンの月光ソナタが特に素晴らしかった。これをきっかけにいろんなピアニストの月光を集めて聞き比べたくらいですから。(それにしても影響されやすい性格ですね、僕。)
今後も辻井君の出演するコンサートにはなるべく足を運ぶ決意です。
★そして第2位!都響&イラン・ヴォルコフさんのトゥランガリラ交響曲!!
この演奏会はすごかったです!ソリストにピアノの児玉桃さん(今年は2回聞きました)とオンドマルトノ奏者の原田節さんを迎えたメシアンのトゥランガリラ交響曲はとにかく印象に残る素晴らしい演奏でした!
ソリスト2人はことこの交響曲に関してはプロ中のプロと呼んでも良いほどの専門家。そこに加え新進気鋭の指揮者ヴォルコフさんによる鋭気あふれる演奏。知らない曲をこれほどまでに楽しめたのは初めての経験でした。
今年たくさん聞いた都響の演奏会はどれも素晴らしいものばかりでした。来年もこんな素晴らしい出会いがたくさんあることを期待します。
★堂々の第1位!NHK交響楽団の「N響ほっとコンサート」です!!!
このコンサートには2つの側面があります。演奏会と、その前後の楽器体験会です。
楽器体験ではヴィオラやチェロ、トランペットを弾かせてもらいました。人生初の大変楽しい経験をさせてもらい貴重な時間を過ごすことができました。
またボロディンのダッタン人の踊りとの素晴らしい出会い、そして圧巻のボレロと、文句の付けようの無い素晴らしい演奏会でした。(ボレロでフルートの人がミスったのも今となっては印象深い出来事です。)やはりN響は現時点で誰もが認める日本一のオーケストラですね。
このときの「ダッタン人の踊り」を特別に。茂木さんのオーボエが聴き所。(そのうち消されるかも…。)
個人的には都響を応援してるので、いつの日か是非N今日を抜いて誰もが認める日本一のオーケストラになってほしいです。
とベスト5を発表しましたが、それ以外にも4つほど、僕にとって大変意義深い素晴らしいコンサートがあったので紹介します。
●大阪センチュリー&小泉和裕のブラームス1番。
ブラームスの交響曲1番がとても好きになった演奏会でした。大阪センチュリーも悪くないですよ。大阪の人は是非聞きに行きましょう。
●都響&マーク・ストリンガー&オーギュスタン・デュメイ(バイオリン)のベートーベン・バイオリン協奏曲
デュメイさんのバイオリンが素晴らしかった!その後テレビで関西フィル&デュメイさんのショーソン:詩曲の演奏も見ましたが、本当に素晴らしいバイオリンです。結構ファンになりました。
●イマジンの七夕コンサート
辻井伸行君を含むたくさんのピアニストによる競演はとてもおもしろいものでした。
●サントリーホール ガラ・コンサート2008
僕にとって人生初の正装コンサート。P席ではありましたが、大変セレブな?雰囲気を味わうことができました。また参加者全員での威風堂々の合唱など、記憶に残る楽しいコンサートでもありました。
ちなみにサントリーホール ガラ・コンサートで検索すると僕の動画およびブログの記事が結構上位に表示されます。ちなみに僕の動画のページが最近、某秘書ブログを上回りました(笑) 。
あ、あと川崎市立玉川中学校吹奏楽部の定期演奏会も良かったなぁ。詳しくは2008年3月のブログをご覧ください。
と、今年はクラシックコンサートに関しては大変充実した1年でした。
来年も都響のサントリーホールシリーズの定期会員を継続するほか、さらにプラスして東京芸術劇場での「作曲家の肖像」シリーズの定期会員にもなる予定です。
今年以上に素晴らしいコンサート、また楽曲との出会いがあることを期待しています。
ちなみに今年はあと12/27に都響の第九コンサートがあります。とても楽しみです。
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