クルマ偏差値「BMW318i」

続けて車偏差値コーナーはBMW318iです。ただし7年落ちの中古車。

かなりシュール…ねこ兄弟いっちょあがり

このBMW318iは、排気量2000cc、ノンターボ、AT5速です。パワーは143馬力、トルクは20.4Kg・m/3750回転、車重は1390Kg。車名からして1800ccかと思っていたら違うんですね。今調べてみて初めて知りました。

BMWの車に乗ったのは、この車が初めてです。BMWと言えばどの自動車雑誌を見ても、まるで自動車のお手本かのように褒めまくられています。いわゆる普及型の3シリーズについても「まだまだ日本車は追いついていない」なんて評価をいまだに見かけます。いったいどれほどのものなのか、いっちょ確かめたろうやないか~。ってことで少し山道を走ってみました。

…、ん。 …、んん!?

…いい。なんて軽やか…。駆け抜ける喜び…。

��年落ちの中古車にも関わらず…。

頭に浮かんだワードは「水を得た魚」。山道を本当に楽しそうに(車が、ですよ)駆け抜けていきます。これは僕にとって軽いショックでした。

僕はコペンに乗っていて、山道なんかを走ると楽しくて仕方ありません。この楽しさはスポーツカーじゃなきゃ絶対に味わえるわけない!と堅く信じているわけですが、…、BMWのそれはかなり近いレベルにあります。スポーツカーのそれに。

車重がそれほど軽いわけでもなし、パワーがあるわけでもなし、でも山道をこんなに楽しく走れるなんて…。ショック。おそらくは足回りの性能、そしてエンジンのパワー特性が、きわめてバランス良く組み合わされているからなのでしょう。あるいはエンジンが軽いということが効いているのかも。実際、限界はかなり高く、リアをふるなんてことはとりあえず僕にはできませんでした。

ただし、あきらかな「味付け」があるのも確か。それはつまりオートマチック・トランスミッションが優秀だということになるのですが、ドライバーの意志に感応してアクセル開度が変化します。つまり山道を走っていると「ん、今これは山道の登りを走ってるな!よーし、じゃあアクセル多めにあけちゃえ!」って車自身が判断しているわけです。まぁ結局はドライバーのアクセル操作一つなわけですが、その辺に機敏に反応してくれるわけです。

逆に一般道でちょっとラフにアクセルを踏むと、踏んだ量以上にエンジンが反応して、無意味にスピードが出てしまうケースがあります。

この車に感じられる軽やかさの一部は、そういう制御的な味付けによるものであることは否定できないでしょう。僕の好みではありませんね。

あと乗った車に関して言えば左右のバランスがおかしかった。タイヤかホイルかサスペンションかはわかりませんが、妙な振動を感じました。それでも山道を楽しめるんだから、ある意味すごいです。

車としては非常に素晴らしいということが良くわかりました。アウディのTT(旧モデル)よりもよっぽどスポーティーです。走りの良いセダンがほしい人には確かに最善のチョイスかも知れませんね。

と、言うわけで7年落ちBMW318iの車偏差値は55です。

最新のBMW3シリーズを運転してみたいですね。誰か乗せて。

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最新のクルマ偏差値一覧(ある程度運転してみての独断と偏見による)

BMW318i…55
先代アウディTT…50
あうでぃ02

ビートル・カブリオレ…56
ビートル君.jpg

アイ…49(評価↓)
現行ビッツ…51
ビッツ君.jpg

先代ビッツ…49
現行カローラ・セダン…55
イプサム(5ナンバー時代)…50
ハワイで乗ったクライスラー…49
実家にあったレグナム…44
コペン1号…60
イナガキ・ランサーエボリューション5…60
パッソ…52(評価↑)
��0万円で買ったトゥデイ…56
先代デミオ…48
先代パジェロ…52
フィット…50(初代)
ビート…56(あんまり乗ってませんが)
ポルテ…55
先代ミラ3速AT…43
コペン2号…64
サバンナRX-7(FC3S)…61(ホントは採点不能)
コペン3号…60


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