画像は缶缶辞典というHPから借用
このお酒、2007年12月にテレビ「ガイアの夜明け」で紹介されてたそうですね。僕は全然知りませんでした。ていうか存在そのものも先日まで知らなかった。本日たまたま目があったので購入したしだいです。
ファミリーマート限定の缶入り日本酒は全部で4種類あって、それぞれ違う清酒メーカーが製造しているそう。ファミリーマート頑張りましたね。そのうち他の種類のについても呑んでみます。
で、今回の白鶴「山田錦特別純米酒」。なかなか旨いじゃないですか。偏差値51。
缶を空けたときにブワーと広がる純米酒の香りに、ちょっとした「本物感」を感じました。あとから述べる「まる」とは偉い違いです。一口呑んでみて「あ、これは好みの味だ」と思いました。
もともと僕が日常的に好んで呑んでいるのが沢の鶴の「特別純米酒 山田錦」なので、味はとてもよく似ています。ただ沢の鶴がかなりスッキリしているのに対し、白鶴の方はそれなりに味に重みがあります。とは言っても純米酒なので、スッキリはスッキリなのですが、確かにコクがある。名前に偽りなしです。
ただ無条件に「すげぇ美味しい!」かというと、そこはやはり値段相応。「これでなくっちゃ」という程ではなく、もっと美味しいのが(もちろん)他にたくさんあります。
ある程度呑んでいると、舌の上に雑味フィルターの様なモノが出来上がっていく感覚があります。精米歩合70%とかそういうことではなく、やはりアルミの缶に入っていることで妙な味が付いているのではないかと、素人ながら訝しがってしまいます。
て言うかお値段的にも200mlで350円は安くない。
でも、まぁこういうお酒もアリだよな。きっと若者向けに出してるんでしょうが、そういう努力はかいます。今後も是非出し続けてください。たぶんまた買います。
あと是非、冷蔵庫に入れて販売してください。
よろしくお願いします。
・・・
先日、twitterでちらっとつぶやいてみたのですが、CMでよく見る白鶴「まる」のカップ酒も飲んでみました。カップ酒は普段絶対に買わないのですが、気まぐれで。
氷川きよしさんが宣伝してらっしゃいます。左手に持ってる純米バージョンは呑んだことない。
今回呑んだのは赤いラベルの通常バージョンです。
えーと。
まずい。
以上。
やっぱり糖類とかそういうのを添加してる時点で終わってますよ。甘さが超気持ち悪い。こんなの日本酒じゃない。料理と一緒に呑んだのですが、料理の味が全然引き立たないどころか、料理がまずくなりました。
お値段150円だけどコストパフォーマンス的にも良くないと思う。これなら上の「山田錦純米酒」の方が100倍良いです。
こんなの売ってるから僕みたいなにわか日本酒ファンに「だから大手はだめなんだ」なんて思われるんですよ。
冷静に考えると、きっと戦後の日本酒はこんな味が普通で、こんな味に慣れた団塊世代がこんな味を愛飲しているから今も売れ続けているのでしょうね。大手メーカーのひどい作りの日本酒(というかニセ酒だよな)が、日本のおじさん連中の味覚を破壊してしまった、のかも。
なので未来を考えるなら、氷川きよしさんで「まる」なんかを宣伝させるんじゃなくて、それこそ「山田錦純米酒」や、他のおいしいお酒を宣伝したらいいんですよ、若者向けの。
白鶴のHPより拝借
これをみると「まる」の純米酒バージョンに期待。
僕は心のふるさとである西宮・神戸にある大手酒造メーカーを基本的には応援しています。だからこそ白鶴はもっと若者に向けた、本当に美味しい純米酒を売ってほしいと思います。
なので今度はとりあえず「まる」の純米酒を呑んでみます。
��今回の日本酒偏差値>←今回からスタートですけど
・沢の鶴「特別純米酒 山田錦」…53
・白鶴「豊かなコク 山田錦 特別純米酒」…51
・白鶴「まる」…39
ちなみに
・黒龍酒造「黒龍 純米酒」…65
・福光屋「黒帯 悠々 特別純米」…60
ではまた。
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