都響でマーラー第4番

都響の定期公演に行ってきました。都合で直近2回を聞き逃していたので、すごく楽しみにしていきました。ちなみに聞き逃した分のチケットはハーマイオニーさんの知人に譲渡。

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第688回定期演奏会 Bシリーズ(11/19)

会場:サントリーホール

指揮:エリアフ・インバル
ソプラノ*:半田美和子

・ラヴェル:シェエラザード*
・マーラー:交響曲第4番「大いなる喜びへの讃歌」 ト長調*


今回はなんと言ってもマーラーの交響曲4番です。正直に言って、初めて「マーラーいいじゃん!」って思いました。グスタフ・マーラーさん、素晴らしいよ。

昨年はインバルさん指揮の「千人交響曲」を聴いたりしましたが、正直「スゲーけどあんまり好きくない…」て感想。なんつーか大げさすぎて音楽の全体像がじぇんじぇんつかめない、って言うか。

そこにきてこの4番はとても良い規模感。オーケストラもベートーベンくらいの規模ですし、演奏時間も50分ほどとさほど長くない。また全4楽章形式の典型的な交響曲形式で親しみやすいし。

音楽もなんだかわかりやすい。第1楽章は大迫力。大音響に包まれて恍惚となりました。なんかよくわからんけどちょっと感動。第2楽章はソロ・コンサートマスターの矢部さんによるバイオリンソロがふんだんに聴けて嬉しかった。第3楽章はまさに天上の音楽。ゆったりと美しい旋律がやわらかく降り注いできます。そして第4楽章はソプラノ独唱とあい混じって感動のエンディング。静か~に終わります。

理論的には説明できないのですが、このマーラー第4番の演奏は本当に良かった。とても良かった。今年の僕のNo.1コンサート候補です。

こないだの辻井君のといい、このインバルさんのといい、今月はどちらも最高のコンサートでした。ちなみに来シーズンはインバルさん&辻井君による協奏曲のプログラムが都響であるんですよね、すごい!今から楽しみです!


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