ぼくと水槽

きっかけは千葉にあるとあるホームセンターで見かけたミドリフグたちでした。もともと熱帯魚を見るのは好きでしたが、自分で飼うなんてことはまったく考えてもいなかった僕。でもあのときは、(かつてのアイフルのCMに出ていたチワワのような)ミドリフグの視線に運命的なものを感じてしまいました。

と言ってもその場で購入などとバカなことはしません。ネットで情報を集め、事前に水槽を購入し2週間かけ生育環境を整えた後に、稲毛にある小さな熱帯魚ショップでミドリフグを2匹購入しました。

それから6年間の間、僕はずっと海水魚を飼っていました。幕張の独身寮時代、検見川の独身寮時代、そして川崎に引っ越してからもずっと。引っ越すたびに水槽の設備は大掛かりになっていっていました。

6年間の間にはいろいろありました。カクレクマノミ2匹(大ちゃんと小次郎)を追加したこと、ミドリフグたち(キューちゃんとストイック君)が亡くなったこと、ナンヨウハギ(ハギハギ)を追加したこと、沖縄から取り寄せた岩を入れたこと、イソギンチャクが移動したり分裂したり大変だったこと。

そしてついに、最後まで生き残っていたカクレクマノミの大ちゃんと小次郎がいなくなってしまいました。

この2年間ほど、大阪に長期出張していることが多く、水槽のメンテナンスがほとんど出来ていなかったことや、水槽にひそんでいた毛ガニ野郎が大きくなりすぎたことが原因だと思います。

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水槽は完全に撤去しました。

僕の生活も大きく変わろうとしています。

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在りし日の水槽の様子です。



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