頂点
至高
最強
Invincible
感想は以上です。
…
いや、ほんとに。
マイケルさんが亡くなった後、何度かそのことをブログに書こうと思っていたのですが書けませんでした。おおげさなんですが、僕にとってマイケルさんはすごく思い入れのある方なんです。今回もマイケルさんについては書けませんが、映画についてはちょっとだけ書いてみます。
大きな期待を持って封切り当日に見に行ってきたのですが、出来は期待以上でした。
出ました星5つ!☆☆☆☆☆
●期待以上だった点その1 = 生歌・生音が盛りだくさん
僕ぐらいのファンになると歌を0.2秒聞いただけで、それが「CDで発売済みの音源」なのか「それ以外」なのかが判断できます。今回は「それ以外」がたくさん聞けました。映像は何種類かの動画を編集しているので、生歌なのかクチパクなのかの判別は非常に難しいのですが、それでも僕らファンが聞いたことのない歌唱がたくさんあってすごく嬉しかった。中には音質が悪いのもあったので、たぶんリハーサルで歌ったのをビデオで撮ってた音源とかあるかもしれません。それはそれで臨場感、人間味があり超グッド。
あともともとの僕の想像ではほとんどの音楽がコンピュータ演奏で、バンドは「ふり」をしてるだけかと思っていたら全然!。僕の想像は完全に間違いで、ほとんどが生音・生演奏でリハーサルされていました。これにも驚き。そして演奏にはマイケルのアイディアがふんだんに盛り込まれ、音楽的に大変すばらしい完成度になっています。
マイケルさんはただ踊って歌うだけじゃないんですよ。音楽的なセンスも本当にすごい。この映画を見ればそのことがよく理解できると思います。
でもやっぱり歌ですね。この人の声は本当に特別です。
途中アカペラで「SPEECHLESS」という歌を歌うシーンがあるのですが、あまりに美しすぎる声に、聞いていて悲しみがこみ上げてきました。
●期待以上だった点その2 = ダンスはまだまだ健在
おんとし50歳になってしまったマイケルだったので、ダンスはさすがに厳しいかと思いきや、そんなことありませんでした。そりゃ全盛期のころの切れ味はありませんが、まだまだ人間ばなれした動きです。
さらに今回は、いままでにない動きが各所に追加されていて、さらに進化したマイケルを見ることができました。今まで以上に見入ってしまう、美しさを増したダンス。
もう見られないのが本当に悲しい。
●期待以上だった点その3 = お馴染みの歌が新アレンジ
ネタバレですが、特にスリラー→GHOST→Thretendのつなぎは「そうそう、これだよぉ!」って感じで最高でした。出来ればGHOSTとThretendの歌唱がほしかったところではありますが。
They don't care about us→HISTORYの流れも、前回のヒストリーツアーと微妙に異なったアレンジがされていて、超カッコよかった。
他、Black or Whiteも、Smooth Criminalも、全部がよりカッコよくなってました。
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とにかく、
マイケルはカッコよすぎます。
全人類、過去、未来において最高、最強のエンターテイナーです。(歌って踊れる分、べートーベンより上だと思います。まじめに。)
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全体に興奮して見ることができたのですが、途中、マイケルが美しい歌を歌うところでは例外なく悲しい気持ちになりました。もうこの歌声が聞けないのか、と。
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とにかく、こんなにも見ながら終盤「終わってほしくない~」って思った映画ははじめてでした。
製作側もそんな気持ちだったのか、最後の最後の最後まで映像があるので、間違ってもエンドロールの途中で帰らないことをお薦めします。
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あと2回は劇場で見たいです。
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