2009年7月29日水曜日

民主党のマニフェストは良い

民主党のマニフェストを見ましたが、あれはスゴイですね。はっきり言って素晴らしい。

文句の1つでもつけてやろうと思ってうがった見方をしてみたものの、実際文句のつけどころがありません。PDFでダウンロードできますので選挙民の義務として必ずご覧ください。

どういう点が素晴らしいかというと

・カッコいい
・日本語がわかりやすい
・説明に根拠がある

と言ったところです。

まずデザインが秀逸ですよね。公明党や国民新党のと比べようもありません。カッチョいい。

5本立て各重要政策については、1つ1つが流行の「A4一枚プレゼン」形式になっていて、これはプレゼン資料作成のよいお手本になりそうです。

・一番強く訴えたいこと
・具体的なアクション
・社会的背景

が、わかりやすく1枚にまとめられています。情報量も過不足ありません。写真や図表も的確で、天才的なセンスを感じる。

これに比べて他党のは、

・まず読む気が起きない
・読んでもわからない
・文章が偉そうなので、なぜか胸くそ悪くなる

だけです。ウソだと思うなら自分で各党ホームページ巡りをしてみればいいと思いますよ。

他党や、おおむね今までの「選挙公約」と言うモノは

・とにかく頑張ります
・みなさんの怒りを力にして頑張ります
・とにかく無駄を省きます

と言った風に根拠のない精神論ばかりでした。

ですが今回の民主党のマニフェストは初めての「根拠のある」「精神論じゃない」「具体性をともなった」選挙公約となるのではないでしょうか。

さらに今回のマニフェストでスゴイのが、挨拶ページの次に「政策を実行する手順」をドカーンと載せているところです。これがすごい。

各重要政策ごとに今後4年間で予算をどのように割り振って実現していくかの工程表を明確にしめしているんです。これを見れば、どこにどれくらいの重点を置いているのか、そしていつまでに何をしようとしているのかがよく分かります。このページのデザインした人は天才です。そしてこれをトップに置いたセンスも秀逸。

僕は常々「政策の優先順位を明確に示して欲しい」と考えているのですが、今回の民主党の予算工程表は僕の期待を上回るモノです。

…と、マニフェストの出来だけで判断するのも考え物で、中身的に十分でないと感じる分野も多々あります。特に安全保障、外交に関する部分。あんまり書かれていません。実際に一番不安な部分であります。ですが自慢げに「3.5島返還」などと言う総理や、酒酔い大臣(元)をかかえる自民党よりかはマシなんじゃないかとも思います。民主党には前原さんもいるし。

中身について1つ1つ意見を言うとまた長くなるので今回は書きませんが、大きな柱の1つである「年間31万2000円の子ども手当」とそれにまつわる少子化対策は大変有効だと思います。とにかく子どもの人口を増やさないことには、僕らがおじいさんになったころの日本の経済は破綻しちゃう!このペースで行くといつか日本の人口は7,000万人程度になって、GDPもガタ落ちし、あらゆる産業で世界との競争力がなくなるであろうことは目に見ています。民主党のマニフェストでは人口増にむけた具体的な数字は特に出ていませんでしたが、少子化対策に力を入れる、そこの優先順位を高く置くということに僕は賛成です。

逆に、高齢者対策はあまり十分でない印象を受けました。後期高齢者医療制度の廃止、月額7万円の最低保障年金等ありますが、はっきり言ってそれだけでは老後の安心には繋がりません。ここはひとつ65才以上の医療費をタダにするぐらいのことを言わないと!ただし、ただタダにすると無駄に病院に通う迷惑バカ老人がたくさん出てくるでしょうから、そこは「悪質老人はウバ捨て山行き」などの法律も作らなければなりません。絶対に実現しないだろうけど。ただとにかく老後の安心さえ手に入れば国民の皆さんはもっとお金を自由に使えると思うんですよね。

麻生さんが「財源が曖昧」などと言っていましたが、僕はそうは思いません。現野党の民主党がここまで明確に予算・財源について示せるとは驚きです。逆にじゃあ自民党はどんなの出すんだよ、と今からとても楽しみです。

基本選挙ではコンサバティブな投票態度を貫いてきた僕ではありますが、今回ばかりはひとつ思い切った投票をしてみようかなと思い始めています。

0 件のコメント :

コメントを投稿