ぼくと輸入車その2

引き続き輸入車の話。「輸入車嫌い」とか言っておきながらなんなんでしょうね、我ながら。

たぶん今すぐ実際に購入することはないだろうけど、いいなぁ、ほしいなぁと思った最近の輸入車を紹介してみたいと思います。もちろんどれも試乗したことなどないですし、シートに座ったことすらありません。雑誌や街で見ていいなぁって思っただけです。

その1:ボルボ・C30

この車、正面を一目見ただけでは「普通のボルボ」ですが、全体の造詣とリアがけっこう変わってます。まず2ドアであるということ。それからハッチバックであるということ。まるでスポーツ・コンパクトのように見えるボルボなんです。デザインが良い!

ボルボC30ボルボC302

2枚目の写真みたく車体にグラフィックを貼り付けるのとかあるらしい。

2リッターのノンターボ・エンジンで145馬力。この図体でこのパワーではおそらく走りにあまり期待は持てなさそうです。ただしお値段279万円!ってところが微妙に「届かなくもない」ラインで素敵です。4人乗れるし。フォルクスワーゲン・シロッコあたりもこのぐらいのお値段ならなぁ…。買うならスカイ・ブルーか。

ところでこの手の車って「3ドア・ハッチバック」「2ドア・ハッチバック」どちらが呼び名として正解なのでしょうか?前回の記事では僕はさかんに「2ドア・ハッチバック」という呼称を使っていますが、実は「3ドア・ハッチバック」が正解なのかもしれません。まぁ要は左右にドアが1枚ずつついていて、独立したトランクルームがなくリア扉が斜めになっている車のことです。

その2:BMW・Z4(新型)

BMWのスポーツ・オープンカー。新型になって屋根が幌から、コペンみたいなハードトップに変更されました。これ、純粋にカッコいい…。

BMW Z4BMW Z42

デザインの良さもさることながら、この車の最大の特徴はエンジン。日本車からは絶滅してしまった直列6気筒エンジンです。あこがれる。直列6気筒エンジンと言うのは理論的には稼働中の左右バランスが100%均衡な静粛性・上質さにすぐれたエンジンらしいのです。まさにBMWを代表する素晴らしいエンジン。ところが最近は対衝突安全基準上の問題等から、エンジンとしてはよりコンパクトに製造できるV8エンジンの方にトレンドが移ってしまっています。

だからこそ貴重な直列6気筒エンジンを味わえる(それもオープンで!)この車は素晴らしいです。ま、若干重たそうなのがネックですが…。

3リッターを積むグレードはパワーが300馬力、トルクも40あるそうなのですが、それはちょっと大きすぎ。僕なら2.5リッターのほうを選びますね。ま、お値段的な問題が大きいですが(どっちにせよ買えませんが…)。2.5リッター版で523万円ですか…。届きそうもないお値段で潔くて素敵です。贅沢カーだね。買うなら青色です。

その3:ロータス・エリーゼS

上記2つに比べるとより現実的に憧れているのがこの車。2人乗りのピュア・スポーツカーです。
elise-s-02ロータスeliseS

その存在がカッコ良すぎる!最大の長所はその重量。たった870キロしかありません!コペンと大差ないんですよ。それでいてトヨタ製の1.8リッターエンジンを搭載し136馬力(コペンのおよそ2倍)を出力します。まるで夢のような車です。

エリーゼにはより上級の、よりパワーのあるモデルがたくさんあるのですが、僕がほしいのはとりあえずこのベースグレードです。それ以上望みません。だから誰か買って(笑)。お値段453万円から。(ボルボ・C30の279万円よりエリーゼの453万円の方が僕にとっては現実的に思えるのは、純粋に「いつか乗ってやる!」という思いの強さなのでしょうか?

筑波サーキットにいくとよく見かけます。みなさん楽しそうにスイスイと走っておられるのが大変うらやましい。そしてそれを普段使いできるのも素晴らしい。買うなら絶対色。あとできれば目つきを変えたい。

・・・・・・

と、つれづれ考えていくと、今僕が「ほしいなぁ」と思って憧れている車ってほとんど輸入車であることに気が付きました。だって日本車でそう思ってるのってマツダのロードスター、RX-8、日産のZ、くらいですもの。

日本車で「これは!!」って思えるような車が出てきてほしいです。コペン以来そういうのに出会ったことは残念ながらないですもん。


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