同じ滑りを最終グループでやっていたなら、きっと5コンポーネンツももっと点数出ていたことでしょう。
簡単に比較すると
技術点(テクニカル)
浅田真央 基礎点66.34→得点73.03 加点6.69
ソトニコワ 基礎点61.43→得点75.54 加点14.11
キム・ヨナ 基礎点57.49→得点69.69 加点12.2
コストナー 基礎点58.45→得点68.84 加点10.39
いかに真央ちゃんがものすごいプログラムをこなしたのか、基礎点を見れば一目りょう然ですよね。前人未到のエイト・トリプル(3回転を8度)!しかもこの基礎点はいずれもコンビネーション後半の3ループ、3トゥループが回転不足を取られた上での点数。回転不足がなければ、さらにもう少し高かったです。
ただしやはり加点で大いに差がつきました。ソトニコワさんのこの加点は、さすがに地元の声援のおかげという部分があるかも知れません。でも確かにあのプレッシャーの中、加点をあげたくなるような演技でした。
演技構成点(5コンポーネンツ)
浅田真央 69.68
ソトニコワ 74.41
キム・ヨナ 74.50
コストナー 73.77
真央ちゃん低すぎる…。同じ滑りでも、最終グループでの演技だったならあと3〜4点は上積みされていたのではないでしょうか?雰囲気的に。
キム・ヨナさんに10点満点をつけてる人が何人かいますが、演技後半のあの明らかな失速具合から見ると妥当ではないように感じてしまいます。全体としては素晴らしい演技だったと思いますが…。
フリーだけの順位だと以下のとおり
1位ソトニコワ 149.95
2位キム・ヨナ 144.19
3位浅田真央 142.71
4位コストナー 142.61
真央ちゃんに加点があと5点あって、5コンポーネンツでもあと3点あれば(あってもおかしくない演技内容)実質的なフリートップは真央ちゃんだったということになります。
が、
もはやそういう得点や順位は全く関係ないくらい
真央ちゃんの演技は素晴らしいものでした!
あんなにロマンチックで情熱的で感動的なスケートは今まで見たことがありません。バンクーバーの「鐘」も良かったですが、今回のはそれをさらに凌駕して、なんというか神々しささえ感じられるくらいに…。
最後に浅田真央ちゃんの笑顔の滑りが見られて本当に良かったです!
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