ATOK使いの憂鬱
僕は20年以上前からATOK一筋。指が自然とATOK向けの操作を覚えているくらいです。
問題なのは会社のパソコン。数年前までは自腹ライセンスのATOKをインストールすることも許されていましたが、昨今は完全に不可。また今の僕のように客先に常駐して、客先から貸与されたパソコンを使って仕事をするなんてことになると、ATOKのインストールは絶対に不可です。
せめてものアレとして、MS-IMEの設定を変更し、キー操作をATOK準拠に変更して使っています。ただたまに人のパソコンを操作したり、共有パソコンでプレゼンしたりなんかするときに、ATOK仕様になっていない普通のMS-IMEだと日本語入力でモタついてしまうことがあったりします。ATOK使いの人にはよくわかってもらえると思いますが(^_^;)。
それでも自宅のMacにはATOKです。月額300円払えば最新版のATOKが使える「ATOK Password」というサービスを利用しています。本当は月額300円で最大10台までのパソコンやスマートフォン等にインストールして、辞書情報なんかを共有して便利に使えたりもするのですが、前述のとおり仕事のパソコンにはインストールできないので、その辺は宝の持ち腐れです。
ATOKから離れてみることに
その辺の「使いこなせないもったいなさ」に加え、最近どうも「気に入らない」ことがATOKで数多く見られるようになってきたため、この度一度ATOK利用をやめることを検討しています。代替はGoogle日本語入力です。かつて出始めのころ仕事PCで使ってみたことがありますが、性能レベルは非常に高いかと。そして当然無料。
無料なので早速Google日本語入力を使ってみているのですが、やはり非常に快適です。単純に変換のスピードが目に見えて違います。この差はでかい。その上、日本語変換能力もATOKから引けをとっていません。最新の用語や人名、流行語などをタイプする場合には、その辺にいち早く対応するGoogle日本語入力の方が圧倒的に快適なくらいです。
これは…。もう本当にATOKいらないかもしれない。
Windows版ATOK仕様にカスタマイズ
Google日本語入力上でキー操作体系をATOK準拠に変更することは可能ですが、それはあくまで「Mac版ATOK仕様」に準拠したもの。僕は長年親しんできた「Windows版ATOKのキー操作」を求めています。Google日本語入力ではかなり細かい部分までキー操作をカスタマイズすることはできるのですが、僕が求める最も重要なポイントは満たせません。
それは
右Commandキーで、全角ひらがな⇔半角英数の切り替え
です。
Windowsだとスペースキーの横にある「変換」キーを使って英数切替をするのですが、僕のMacキーボード(英語版)には「変換」キーなんてありません。スペースバーの右にあるのはCommandキー。なのでそれを使って英数切り替えを実現したいのです!
実現するのは外部ソフトのりようが簡単です。使うのは「KeyRemap4MacBook」。詳しくはググってください。これを導入し、超様々な設定が可能な中、使う設定はただ1つ。こちらだけです。
これで快適日本語入力生活が実現できました。
仕事場のパソコンもどうにかしたいところです(^_^;)。ではまた。
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