2009年6月3日水曜日

ふんわりゴロゴロ

頭が良い、悪いってのにはいろいろな定義があると思いますが「物事を抽象的にとらえることができる」ってのは1つの頭の良さではないでしょうか。

ここに材料が必要なだけ揃っているとします。そこから何かを作り上げていくことは結構簡単です。作り上げられたものを改良することにも取り組みやすいはず。しかしそこにあるイマジネーションは限定的です。脳内ボトムアップ。

目の前に何もないとします。あるいは何もかもがあるとします。同じ事です。そこから何かを作り上げていくためには通常何らかの抽象的な概念が必要となります。概念でも方針でもポリシーでもイメージでも何でも構いません。そこにある抽象的な事象を空中から取り出せるかどうか、そこが分かれ目です。脳内トップダウン。

何か問題があるとします。それを改善するにはどうしたらよいか?まず考えるべきは、どういう方向性で、あるいはどんな風に改善すべきか、そのイメージを持つことです。それができれば次にその抽象的なイメージをいかに具体化していくか、現実に適合させていくかが考えるべきポイントになります。現実とはつまり、原因と結果と呼ばれる1セットのことです。脳内トップダウン。

抽象的

具体的で目に見える範囲でしか話ができない人たち。現実の何かのとっかかりがなければ推進力を得ることのできない人たち。(果たしてそれが前に進む推進力かどうかは分かりませんが。)些細な、それでいてわかりやすい部分にばかり目を奪われてものごとの真実を見ることができない人たち。そこに見えるのはただただ深い無力感です。脳内ボトムダウンニスト。

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話は少し変わりますが、今回の14兆円補正予算にしてもまさに同じです。些末なところしか見えない方たちがボトムアップで造りあげられた産物のように見えます。ある意味では当たり前の結果です。国政には、日本を抽象的にとらえるための脳みそが存在しないのでしょう。お役人さんたちという具体的な部分を見るための手足はたくさんおられますが。(もちろんそれはそれで重要です。)

僕が今の政治に求めるのは、目に見える選挙対策ではなく、目に見えない抽象概念を少しだけ具体化して国民に示してくれることです。

今現時点で、あなたが考える目標は何なのか。友愛?それならそれで構いません。抽象的で大変立派です。次にそれを少しだけ具体化したビジョンを示してください。もしそれを望むのなら、どうすれば日本の景気は回復するのか。どうすれば日本は幸せになるのか。

例えばこんな風に優先順位をつけて示していただくのはどうでしょう?

��.老後の安心
��.子育ての安心
��.国民の安全
��   :

抽象概念が少しわかりやすくなりました。共有しやすくなりました。そして次のステップとしてより具体的な政策ポリシーへと話を進めていけばよい。

ところで実際問題、老後の安心と子育ての安心こそが日本を豊かにするほぼ唯一の手段であり、そこを第一優先でやってほしい。無駄な借金を老後と子供世代に押しつけるような政策はまったく愚かだと思うのですがどうでしょう?

一言で要約すれば「ポリシーが見えない」ってことです。駄文ダラダラすみません。

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えー、何が言いたかったのかというと僕が思うに大事なのは

・抽象的なイメージを持つこと
・それを具体化していくこと

で、それが本来優先されるべき「考える」という行為ではないかということです。

抽象的ですみません。

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