2006年8月22日火曜日

市内大会ストーリー98 その3

市内03結局この試合でタイムが出なかったのは、立田の100フリーと森ちゃんの100Bバッタくらいだった。森ちゃんのバッタは、実際のところ僕としてはよく頑張ったと思う。短水のベストより10秒近く落ちてたので本人はショックを受けていたけど、長水のバッタってターンがない分、かなりタイムの落ちるものだ。ましてや長水でバッタを泳いだ経験がほとんどなかったのだから尚更だ。さらにこのレースでは折り返し違反で失格になったのもショックをうけた要因だろう。せっかく両親がビデオを持ってきてたのにね。「これからはバッタは捨てて、フリー1本でいきたい」てなことを200フリーのあとに言われた。駆け出しのペーペーもいい所なのに可愛いことを言うものだ。その気持ちはわかるけどね。

試合は順調に進む。今日の試合の応援で、もっとも良かったのは1500のときの応援で、約25分間、ナイスな応援ができた。1500の応援でこんだけきっちりしたものを見たのは、たぶんこれが初めて。本当に最後までみんなが一体となって応援しているのを見ていると、けっこう感動した。後で井上・稲垣と話していてもみんな同じ感想だった。新しい伝統の始まりになるような予感がした。ハタから見たら馬鹿みたいな話なんだけどね、1500m泳いでいる間(時間にして25分前後)ずーっとハイテンションな応援を続けるなんて。でも、僕はコーチになってほとんど初めて、このチームのことを真に誇らしく思った。

さて50フリーでは立田もまぁまぁのタイムが出た。けど惜しくも9位。結局彼はこの試合で1点も取れなかったけど、次の阪神大会ではリレーにでれるように本当に頑張ってほしい。っていうか頑張らせるぞ!

本日のメインレース、もうひとつは200フリーだ。これがメインレースたる理由は、もちろん網谷の阪神出場がかかっているからである。アミは目標である阪神大会出場に向け、本当に練習を頑張ってきた。4月頃は僕らコーチズ(というか僕だけかな?)と事あるごとに衝突を繰り返してけれど、6月頃からはメキメキと調子があがり、いつの間にやら立田や新葉を抜いてリレーメンバーほぼ確定の位置にまで上がってきた。手のかかる子供は可愛いということもあるのかもしれないけれど(笑)、僕はなんとか彼の目標をかなえさせてあげたかった。でも問題は200フリーには去年の有力なメンバーが何人も市内に残っているということだ。

コーチ陣は3人とも、レース前いつの間にか召集所近くに集まった。もちろんアミを激励するため。でも僕らの思いに反して彼はあんまり僕らとしゃべりたくなさそう。とにかく頑張ってくれと思う。同じ組にいた野谷と森には悪いけど、僕は(そして井上も)ほとんどアミの泳ぎしか見ていない。だから実は、レースが終わってから随分経つまで、野谷がそのレースで競ったあげく優勝していたことや、森のタイムは知らなかった。レースは最初、野谷を先頭に上位5人が飛び出した。これは本当に予想外で驚いた。まさか、野谷以外に4人もいたとは…。アミは結構マイペースなスタート。50mのターンの後、上位グループは野谷とその両脇2人のトップ3人と5,6コースの2人に分かれた。アミは現在6位。前の2人に追いつけるかどうかは微妙だ。その2人を抜かなければ阪神はない。アミのスタミナ、スパートにかけるしかない。スタミナには僕もアミ本人も自信がある。100mのターン後、前の2人との差は少しずつ縮まっているように感じる。でもまだ7mくらいの差。きびしい。ラスト50m、アミはよく頑張ったが前の2人もスパートしたため、結局6位。彼の200での阪神出場の夢は潰えた。

レース後、召集所のうしろの壁にもたれるように座り込む。なんだか大げさだけど僕は彼に「力は出し切れたか?」と尋ねた。彼はうにゃむにゃと曖昧な答えを返した。結果がついてこなかったから彼はイエスとは答えたくなかったのだろう。でも僕から見て彼はその時点のべストを尽くしたと思う。たぶんメドレーリレーで120%頑張ったんだろう。200で阪神にはでれないけど、その結果より大事なのはそのために積み重ねてきた努力なんだから。目標にむかって頑張ったことが大事だ。中学生時代の記憶は時がたつにつれて少しずつ薄れていくことだろう。でも今、本当に頑張ったことは、頑張ったことの存在の記憶は、必ず残る。400mでは阪神に行けるので、今度は阪神で1点でも取れるように頑張ってほしい。もちろんリレーも。

<※>網谷氏本人談
僕は200の前別に話したくなっかたわけではありません。200の後しゃべらなっかたのは、TIMEと僕の体力についてがショックだったからです。いくらMRの後で、中途半端に時間があいてたからとはいっても、あまりにつかれがでて、ばてたプラス遅かったからです。(プラスしんどっかった)

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