2006年8月19日土曜日

市内大会ストーリー98 その1

市内011998年7月5日(日) at 西宮東高校プール

気持ちよく晴れ上がった天気、時々は涼しい風も吹く。夏の試合にはこれ以上ないというくらいナイスな天気だ。この2週間、僕らコーチズはチームワークの重要さをいつも以上に強調しまくった。この中学部水泳部にあって、水泳は団体競技だ。これは僕が現役時代から言い続けてきた、僕のポリシーだ。速いヤツだけが主役じゃない。レースの結果でチームに貢献できなくたって、それぞれに何かできることがあるはずだ。

僕がコーチになってからというもの「何事もない日」は皆無だった。毎日何かの事件があった。僕もつらかったけど、みんなもつらかったはずだ。でもなんとかチームとしてまとまってここまで来ることができた。4月の冷たい水の中で泳いだことや、冬の陸トレや、そういった経過のとりあえずの帰結が今日なのだ。そう思うと少しだけ感慨深い気持ちになる。でもシーズンはまだ始まったばかり。そう今日が開幕戦なのだ。

なかなか気合いの入った良いミーティングのあと、嬉しいシーンが一つ。キャプテンの立田が1年生に応援の仕方を教えていた。誰に言われるまでもなく、そういうことをしてくれると非常に嬉しい。「今日はチームで頑張るぞ!」という雰囲気がチームにできたと思う。

最初の種目はメドレーリレー。市内大会はすべてタイムレース、つまり一発決勝だ。メンバーは沖田・黒田・野谷・網谷。昨日、僕らが決定したメンバーだ。結果は浜甲子園中学に追いつけず2位だったものの、チームは最高のスタートを切れたと思う。肩を痛めているエース野谷のベスト。黒田もいきなりのベスト。アンカーの網谷は、ビックリするくらいのスパートを見せてくれて、これも大ベスト。最後、浜甲のアンカーを猛烈に追い上げてくれた。いきなりこれだけベストを出してくれると、僕としては「いい調整ができた」と思えて単純にとても嬉しい。とにかくイイスタートが切れた。応援もホントによく盛り上げてくれた。1年生はまだ慣れてないからいまいちだったけど、残っていた3年生と森、永田を中心に息のあった応援を見せてくれた。今日はいける。そう思わざるを得ない雰囲気、でもどこまで持つものか…。

野谷は両方のリレー、そして個人の100フリー、200フリーと全部で頑張りつつ、応援もしっかりとやってくれた。普通スイミングで育った人ってなかなか「本当には」応援してくれないんですが野谷は違う。今日はホントにチームのために尽くしてくれた。沖田も見習ってほしい。そんな野谷もかつては「チームのためだからと言って自分のコンディションが崩れるのは嫌だ」と言って僕と衝突したことがあった。でも最後にはチームのために頑張ることの重要さを理解してくれたと思う。そうなると僕らコーチズはその上で彼個人が良いコンディションでレースにのぞめるようサポートしたいと思う。正直、優勝を狙える自分の個人種目の直前まで全力で応援する必要はない。だからさりげなく、そうはさせない。でもそうしようと思う気持ちが何よりすばらしいと思う。

ナイスな応援は続く。アミが帰ってきて記録ノートを書く仕事をする。でも応援の時にはみんなの後ろから大きな声を出す。積極的なリードを見せた。ノートを書きながら応援する人ってなかなかいない。素晴らしい。黒田もよく応援をリードしてくれた。次は誰々が応援する、っていう取り決め無しで、自然とみんなが積極的に応援してくれる。時には森ちゃんが、永田が、アミが、クロが、ナリが、新葉が、野谷が、そして立田がリードする。いつからこんなに応援するようになったんて感じ。僕はだんだんこのチームに対して誇らしさを覚えてきた。

ただ、やはり1年生はあんまり参加できてない。この試合の中の反省点は1年生と1年生に対する2年生の指導。でも2、3年生の応援は本当に良かった。気持ちがビンビン伝わってくるような応援だった。

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