Google Reader、ホントに終了するんでしょうかね?そろそろ代わりとなる情報収集手段を検討しなくちゃな、ということで最近とみに話題のGunosyとCrowsnestを登録してみました。Gunosyは1ヶ月ほど、Crowsnestは3ヶ月ほど使ってます。
いずれも使ってみて思ったのは、非常によくできたサービスであるということ。今後さらに発展していってほしいです。
GunosyもCrowsnestも何かって言うと「あんたの好きそうな情報を自動でまとめるぜ!」というサービス。毎日メールが飛んでくるので、それで読むこともできますし、WEBサイトから眺めることもできます。「あんたの好きそうな情報」は、その人のFacebookやTwitterなどの閲覧履歴・検索履歴・発言内容等々からあちらさんが勝手に機械的に類推してくれます。その類推の精度がこの辺のサービスのキモでして、Gunosyが優秀な東大生研究者を中心とした若手起業家さん達によるスタートアップであることは有名な話。
使えば使うほど(つまりは送られてくる「まとめ」記事をポチればポチるほど)類推の精度は上がります。その人がどんな記事を好んで読むのか、どんな分野に興味があるのかを非常に上手に捉えて記事選択に反映させているようです。
ただ現状、出てくる記事は結局「はてなブックマーク」で共有されてくる記事とほぼ丸かぶりなんですよね…(^_^;)。
それもそのはずで、結局こういうサービスで抽出され浮上してくる記事って、非常に多くの人に読まれている「大人気記事」ばかり。その記事の価値と信頼性を計るには「いいね数」や「リツイート数」、「はてなブックマーク獲得数」など目に見える数値の活用が必須でしょうからね。
こちらの興味分野を特定するロジックには様々な独自性があれど、抽出される記事の母集団を特定する部分のロジックにはあまり独自性がだせていないんじゃないだろうかと思います。
たまーに「え?なんで僕のそんな好みまで知ってるの?」てな記事が出てきて面白いなーと思うこともあるのですが。(ちょっと怖かったりもする)
また結局
・人気記事の集約と言う点では「はてなブックマーク」が優れていると思いますし、
・興味分野の情報を集めるという点ではTwitterが最も優れていると僕は感じています。
この2つを越えるのはかなり難しいでしょうね…。どうしてもSNS的な要素、つまり「気に入った情報発信者をフォローする」という行為が必要になってきそうな気がします。
て言うかGoogle Readerホントに終わるんですかね…。Google Readerをベースにした新しいキュレーションサービスとか作ってくれませんかね?登録しているサイトや、中でも特によく読んでいるサイトの内容を分析して、似ている他のサイトを推薦して自動でまとめてくれるとか。ブログやニュースの記事を出来事別にまとめてくれたりとか(様々な視点からの情報や感想が得られそう)。
ま、そんなに情報集めてどうすんねん?と言われれば返す言葉もありません。ではまた。
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