しかもBSデジタルはSTBを接続したテレビ1台でしか見られません。これが不便なのです。
以前も書きましたが、ようやくDLNAやDTCP-IPに対応したテレビやレコーダーが出だした今こそ、この不便を解消するチャンスだと思います。
カモノハシ通信3:テレビが変わる、DLNAとDTCP-IPの話
やりたいこと
・ケーブルテレビの有料プラン解約
・BSを各部屋で見られるように
・録画した番組を各部屋で見られるように
BSアンテナが必要
ケーブルテレビ無しでBSを見るためにはBSアンテナを立てるしかありません。(中国のサイトで違法配信されているのをネットで見る、とかは無しで(-_-;))
うちのマンションを外から見ると、何部屋かのベランダにBSアンテナがたっているので、方角的に問題はなさそうです。
ベランダから室内へのアンテナ線の引き込みが問題ですが、最近はサッシの淵に沿わせるごく薄アンテナ線とかもあるようですし、換気口もあるから何とかなると思っています。
どうやって各部屋に配信するか
で、アンテナ線を何につなぐか、ですが、これはやはりレコーダー機ということになります。そこから各部屋のテレビやiPad等に映像を配信できる仕組みが必要で(DLNAサーバー機能)、その機能を持っているのはレコーダー機であることが多いからです。たとえばソニーのNasneや、パナソニックのDIGA。
結論から言うと、iPadで映像を受信するにはデジオン製のソフト「Dixim Digital TV for iOS」が有力な選択肢でして、このソフトにて動作確認が取れている機器に限られます。
http://www.digion.com/pf/news/20130426.htm
Dixim対応
DiximはいわゆるDLNA・DTCP-IPクライアントなので、本来的には規格にそったサーバ機器であればソニーやパナソニック以外のどんなレコーダー機からの映像でも閲覧可能であってほしいものなのですが、実際はそうではないらしいのです。
無線LAN経由で映像を飛ばすには、データを圧縮する必要があります。レコーダーの3倍モード等で録画された番組はいわば「圧縮済み」なので配信可能な場合が多いのですが、DRモードで録画された番組や、今まさに放送されている番組を飛ばすためには、その場でリアルタイムに映像を圧縮してから飛ばす機能が必要です。さらにそのリアルタイム圧縮で作られた映像が配信に適したファイル形式である必要もあります。
たとえばソニーのNASNEだと、ソニーのポータブルゲーム機PS Visaでテレビが見られる機能のためにリアルタイム圧縮・配信の機能をもともと持っていました。Diximはそれを上手に利用して受信しているのだそうです。
パナソニックのDIGAだと2011年以降の一部の機種で同様の機能を持っています。これはパナソニックの「ホームリンク」なる映像配信機能のためのもので本来はパナソニック製の機器でなければ映像を受信できないものでした。Diximはおそらくパナソニックの協力を得ることで、その映像の受信を可能としたのでしょう。
ネットの情報によると、東芝REGZAの最新テレビZシリーズ?等のサーバ機能でも、Diximによるリアルタイム受信に成功したとかしてないとかありますので、今後対応機器は増えていくでしょうね。
というわけで、こんな感じかな?
あとは買うだけだけど
お金が足りないんですよねー。他に欲しいものや必要なものがいろいろあって…。でも、この件についてはケーブルテレビ有料プラン解約(とSTBレンタル料廃止)によって毎月4,000円ほど浮いてくるわけだから、早くやった方が効果が大きいと思うんですよねー。どうでしょうハーマイオニーさん(奥様=魔女)。
テレビやレコーダーの製品ごとの比較はまたもうちょっと調べてから、書いてみますね。ではまた。
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