予想通り、期待通りの爽やかな映画でした。「こんなカッコいい中学生いるわけないよ」とは思いつつも、直球ストレートな映画のつくりにはとても感心させられました。ストーリーに感動して涙したかと言うと、そういうわけではないのですが。
でもちょっと感動したところも。それは主役の2人(主人公で天才ピッチャーの巧君と、キャッチャーの豪君)の何気ない会話から感じられる確かな友情に対して。僕達もかつてはこんなに青臭いことを、青臭いとは分かっていながら、だけど真剣に分かち合っていたよなぁ・・・と。
中学時代のたった3年間が人生に大きな影響を与える場合もあります。何をやったか、というよりは「どんな人とめぐり合ったか」、それが大きい。この時期に得た人と人との繋がりは、何よりも大切、かも知れません。
野球というスポーツを通じて得られる人と人との関係。インターネットの普及もあって人間同士のコミュニケーションが希薄化しているとされる昨今、考えさせられるものがあります。それがどんな形であれ(野球であれ水泳であれ何であれ)人間は人間とぶつかり合うことで、大きく成長することができると思います。
ところで。この映画を見てまたまた確信したことがあります。それは
名は体をあらわす
ということ。最近の子供って凝った名前が多いですよね。今回主役の林遣都君とかその弟役の鎗田晟裕君とかもそうですよね。なんて読むのかすら分からない・・。見た目もいかにも今風の子供で、まゆげなんかもキリッと整えられていて、映画の中の話なので本人がどうかは知らないのですが、きっとそんな今風な子供なはず。それが悪いとかそういうことではないのですが。
対してキャッチャー役でいい味を出していた豪君役は山田健太君。あーやっぱこういう名前だからあんな素朴で良い子ができあがるんだろうなぁ、と勝手に1人で納得。そういうのってあると思いませんか?
とにもかくにも良い映画でした!
いい映画でしたねー!
返信削除プールがなつかしくなりました・・・。
競技は違っても、共通するものはありますね。
いつも思いますが、どんなスポーツでも
一生懸命頑張って学ぶ事には共通するものが
あると思います。
あと、その時同じ気持ちで共に頑張った仲間がいるかで、質が大きく違ってきますね。
きっと関学水泳部のメンバーとなら、
野球やサッカーをしてても同じ様な大切なものを
学べたと思います。いい環境、いいメンバーに
恵まれて、本当にいい学生時代だったと思います。