「ハッピーフィート」感想

ハッピーフィート先日できたばかりの「ららぽーと横浜」にて観てきました。もっとも24時からのレイトショーを見に行ったので「ららぽーと横浜」のお店は既に終了してましたけど。

それにしてもあそこの駐車場と映画館の連結はどうにかならないのだろうか?深夜帯まで映画があるのだから、せめて廊下だけでも建物内を通れるようにしてくれたらいいのに、実際は一度建物を出て、外周の細い通路を抜けて、駐車場まで戻らないといけない。他にもっとまともな行き方があると思って警備の人に聞いたけどやはりその道。あんな細い路地裏の通路、日本以外の国だったら絶対に通りたくありません!要改善です。

さてこの「ハッピー・フィート」。良かったですよ~音が。この映画をお勧めできるのは次のような人です。2パターン。

��.単に「ペンギンが歌って踊ってかわいい!」って人
��.歌が好きな人

「ファインディング・ニモ」とか「トイ・ストーリー」のように、絵で楽しめて、ストーリーで泣ける、ような映画では全くありません。100%エンターテイメント。ストーリーなんて無いも同然です。最後、一応物語のクライマックスがあるのですが、そこもまるで冗談のような展開。よって、感動したい人、は見ない方がいいです。

いきなり女性歌手が歌うビートルズの「ゴールデン・スランバー」。Once there was a way to get back homeward.これがかなりカッコいい。全然映画のイメージと違う、と思っていたらその後はもう怒涛の歌・歌・歌!ペンギンたちが歌いまくります!

主役の子供ペンギンは歌が苦手、という映画なのですが、にも関わらずもうみんな歌いまくり!その歌もまた渋い。クイーンの曲や、プリンスの曲、他よくは知らないけれど聞いたことがある曲が使われていました。序盤に圧巻だったのが、主役の両親が出会い愛を深めるシーンで双方が歌っていたプリンスの「KISS」とエルヴィスの「ハートブレイク・ホテル」。双方が互いに曲を歌いながら最後一緒になって「KISS」で締めくくるんですが、これが上手くアレンジされていて素晴らしかった。歌っているのはなんと二コール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。

と、いうわけでこの映画、声優陣が豪華なんですよ。主役の子供ペンギンの声はイライジャ・ウッド君ですし。「愛に翼を」の頃は可愛らしかったのですが、最近はもう立派な大人ですね。声も若干大人すぎたような気が…。

そして僕がこの映画を見に行った最大の理由がロビン・ウィリアムス!良くわかんない長老ペンギンと、良くわかんないイケイケペンギンの2役を見事にこなしていました。特にイケイケペンギンのラモン君として熱唱した「マイ・ウェイ」はもう拍手ものでしたね。

と、言うわけで観た直後にサントラを買ったのは人生で3度目です。いいですよ。

それにしてもペンギンたちはどうやってプリンスの曲を覚えたんでしょうね。そう考えるとこの映画に出ている曲たちは偉大です(笑)。

ちなみにペンギンですが、結構リアルです。可愛いことは可愛いんですが、日本人の感性とはちょっと違う部分もあるような気がします。でもまぁ最近のCG技術は本当にすさまじいですね。実写かCGか本当に分からないところが多々あります。

さて次は何を見ようかな?



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