ブラームスのダブル・コンチェルト

引き続きクラシックネタ。

ブラームスの交響曲1番に負けないくらい好きな曲が、同じくブラームスさんによる「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102」です。「ブラームスのダブル・コンチェルト」と略するとカッコいいみたい。

僕がこの曲を初めて聴いたのは昨年1月の都響のコンサート。指揮者は小泉和裕さん。まさに僕が「都響の定期会員になろう!」って決めたコンサート、だったということに今気づきました。この曲はその場ですごく感銘を受け、好きになり、すぐさまCDを買ったくらいです。

ちなみに買ったCDがこちら。当ブログの2008年ベストアルバム第1位になってたやつです。
ベートーヴェン:トリプル・コンチェルト & ブラームス:ダブル・コンチェルトベートーヴェン:トリプル・コンチェルト & ブラームス:ダブル・コンチェルト販売元:EMIミュージック・ジャパン発売日:2004-12-08おすすめ度:5.0

あと、イヤホン選びの際の試聴用曲としても使いました。そのときの様子は2008年1月16日頃の記事にありますので、暇な人はご覧ください。

この曲のどういうところが好きだとか熱く語ろうかとも思いましたが、結局は聞いてもらうのが一番はやいでしょう。ということでYouTubeからオススメの演奏を探してきました。

僕が買ったCDと同じでバイオリンがオイストラフさん、チェロがロストロポーヴィチさんです。指揮者はジョージ・セルさんではなく、なんとかって言うソ連の人。

この動画は第3楽章です。どうぞご覧ください。


この曲はブラームスさんが交響曲第5番ように温めていた音楽だそうです。(存在するブラームスさんの交響曲は4番までです。)なのでタダの協奏曲ってよりも、特にこの第3楽章のクライマックスなんて特にスケールの大きなオーケストラっぷりになっているように思います。

またこの曲はブラームスさんが、親友のバイオリン奏者であるヨアヒムさんとの仲直りのために作ったとも言われています。この曲を見たヨアヒムさんはもちろん仲直りして初演のソリストを務めたそうです。まさに友情が生んだ名曲!ってことになるのでしょうか。

クラシックに詳しいわけではありませんが、こんな風に数曲でも心から好きな曲を持ちその曲を何回も繰り返し聞き込むことで、立派な(?)クラシック好きになったような気がする今日この頃です。


0 件のコメント :

コメントを投稿