カモノハシ通信3: 梅酒(1) うちの梅酒
生まれ年の梅酒
今回は「基本に忠実」「懇切丁寧」をモットーに気合いを入れて作りましたよ。なぜなら、もし今年お子さんができたとすれば、これは「生まれ年の梅酒」となるからです!20年後にともに飲める日を夢見て!的な。そのためミスは許されません!(^_^;)
結婚前ですが、ハーマイオニーさん(奥様=魔女&妊婦)と一緒に広尾にあった料理屋さんで店主から40年物の梅酒を特別に飲ませていただいたことがあるのですが、あれは本当に美味しかった!そのお店はなくなっちゃったのですが、梅酒がその後どうなったかが心配…。
材料たち
というわけで、買ってきました。青梅3キロと、タカラのホワイトリカー、バラ印の氷砂糖!
おいしい焼酎やブランデーで作る方が面白いのですが、今回は基本に忠実にホワイトリカーを使います。ホワイトリカーは果実酒用に作られているため、それ自身に味はほとんどなく材料の味がよく出るからです。またアルコール度数も高いので長期保存にも安心です。タカラのホワイトリカーは甲類焼酎ですが、他のメーカーだとリキュール扱いのものもあるので、タカラを選びました。乙類焼酎のホワイトリカーがあればベストだったんですけどね。(簡単に言うと乙類の方が高級。)
青梅は群馬県産です。有名な紀州の南高梅は時期的に既に黄色くなってるものばかりで、我々はまだ青々としている群馬産をチョイスしました。6月頭くらいだったら南高梅で行けたんですけどね。
青い梅の場合はアク抜きした方がよいらしく、2時間ほど水につけました。ちょっと怖いですけど、あとできっちり拭けば大丈夫のようです。
氷砂糖がやはり一番おいしいでしょう。蜂蜜などを使う変わりダネも一度試してみたいところではありますが。氷砂糖の溶け具合が果実酒には丁度良いらしい。今の季節は氷砂糖メーカーさん大忙しでしょうね。
アルコール殺菌!
今回は長期保存を目指しているので、雑菌対策には特に念を入れました。
新品のガラス瓶はお湯で洗った後、一度乾燥させました。梅を入れる前には一度焼酎をドボドボドボと贅沢に入れてよく振り、スミズミまで焼酎を行き渡らせた後それを捨て、そのまま拭かずに使用しました。
アク抜き後の梅の実も、一つ一つ丁寧にヘタ(おへそ部分)取り除き、焼酎を入れたボールの中で軽く汚れを落とした後、キッチンペーパーで丁寧に拭き取り、軽く乾燥させました。
殺菌用にはトップバリュの一番安い1.8リットル焼酎を使用。それでも1,000円はするので、なんとも贅沢な話です。
バットの上に並べると、ほれぼれするほど美しい(^_^;)。
そして瓶に投入!
瓶は定番のアデリア。大きめ8リットル用を使いました。ここには
・梅 … 2kg
・ホワイトリカー … 3.6リットル
・氷砂糖 … 1.5kg
を投入。
良い感じで準備できました!
しばらくはたまにかき混ぜたりしつつ3ヶ月ほど様子を見ます。上手くいってそうなら、そこからは長期保存の体制に入ろうかなと。かき混ぜるときにも、雑菌が入らないよう細心の注意が必要です。
どうかうまくいきますように!
ちなみに余った梅は
梅を洗う課程で、キズがあったり少し熟し気味だった梅は別によけていました。それらを含めて梅が1kgほど余ったので、小さめの瓶でもう1つ梅酒を作りました。(ビワの種酒を別の容器に移して瓶を再利用)
この写真は仕込んでから1日後の様子。梅はまだ浮いてます。
こちらは出来次第飲んじゃおうかなと。こちらはこちらで楽しみです!
ちなみにそれでも梅があまったので(3kgは多かった…)、梅干し作りにチャレンジしようかと計画中。ではまた!
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