洗車の季節

コペン流水力.jpg久しぶりに自分で洗車しました!暑くもなく寒くもなく、洗車にはもっとも適した時期ですね、いま。

最近はもっぱら近所のガソリンスタンドの洗車サービスに頼りっぱなしで、あまり自分では洗車をしてませんでした。コスモ石油の人が意外とちゃんと洗車してくれるんですよ。ガソリンスタンドのお任せ洗車では今までで一番のクオリティです。

でもやっぱり自分で洗車しないといけません。その理由は、

��.きちんとコーティングするため
��.愛車の状態を知るため
��.より愛着を持つため

です。特に2は重要。傷や汚れ以外でも、いろいろ気付くことがありますよ。

さて今日は久しぶりということで結構気合入れてやりましたよ。もちろん世の中にたまにいる洗車マニアような人たちからすれば「大したことない」のかも知れませんが…。僕はもうこれでヘトヘトです。作業の流れをご紹介。

��.流水でザッと汚れを落とす
��.カーシャンプーで汚れを落とす
��.粘土で鉄粉を除去
��.きっちり拭き取り
��.コーティング剤を施工

ポイントは3なんですが、順を追ってご説明。まず1なんですが、洗車をするにあたりまず最初に絶対にやらないといけないことは水をかけることです。大きなゴミやほこりを水で流し落とします。そうしないとあとでスポンジにゴミやホコリがついて、洗車するほど傷つけることになってしまうからです。

さらに今日は流水+洗車用使い捨てシートを使って万全を期しました。要は水をかけながらウエットシートでボディをやわらか~く拭くことで大まかな汚れを落とすんです。実は僕のクルマ1年半前にショップでシリカガラス系のコーティングを施していることもあって、水だけでもかなりの汚れが落とせます。(ただしそのときのコーティングはもはや賞味期限切れなのも確か。汚れは落ちるけど溜まりやすくなってる。)

なんか長くなりそうだなぁ。いつものことだけど。洗車に興味ある人は以下どうぞ。

続いてカーシャンプー。普通の水垢とりシャンプーを使用。ただしノーワックスのもの。だってこれからコーティングするのに、ワックス成分があったら「なんとなく」まずいんじゃないかと思うから。素人考えだけどきっと合ってるでしょう。

そして粘土です。シュアラスター社の鉄粉取り粘土を使用。クルマのボディには目に見えない鉄粉がいっぱい刺さっています。手のひらでクルマのボディを撫でてみればすぐにわかるはず。普通ツルツルとはいかなくてザラザラです。それが鉄粉。これを除去してツルツルを目指そう!という人のためのグッズが鉄粉取り粘土です。最近は液状のスプレータイプもあるそうですが、今回は粘土。

ボディがザラザラでも見た目きれいなら問題ないじゃん、と思うかも知れませんが、その状態ではせっかくのワックスとかコーティングとかも威力半減なわけです。せっかく施工するならキレイなところにやらないと意味ないでしょ。

粘土をコネコネしてると小学生のころを思い出します。大き目の柏もち状にした粘土をもって、ボディの上をタテタテヨコヨコに撫で回します。ただしこのとき常に水をかけていないと大変なことに。コペン1号のときに一度失敗したことがあるのですが、ちょっとでも水なしのところを撫でちゃうと容赦なく大きな傷がついてしまいます。傷っていうか「はがれ」っていうか、なんかキチャなくなってしまうんです。つまりはそれだけパワーがあるんですよね、この粘土。今回はホースで水をかけながら(必要最低限の水量にはします、やっぱり)、注意深くやりました。これが結構重労働なんですよね。始めのうちはなかなかスルスルと粘土が滑ってくれません。何度もタテタテヨコヨコをやってるとだんだんスムーズになってきます。屋根部分とボンネットとトランク、そして左右のフェンダー部分を丁寧にやって、ドアは適当にして終了。すでにバテバテ。これコペンだからいいけど、大型のRV車とかだったら本当に大変だろうなぁ。

さてこの時点でボディはすでにピカピカ・ツルツルです。丁寧にいつものセームで拭き上げます。ボディの隙間や、ドアハンドルの部分に残りがちな水分もきっちり吸い取ることが重要です。何度も洗車をしてると「ここに水が残りやすい」というポイントが分かってきます。コペンだとトランク上のブレーキ・補助ランプのふちに水が残りやすいので注意しましょう。どうでもいいけどコペンのブレーキ・補助ランプは、トヨタ・MR-Sについているのと同一型番です。

うわ~。長くなってるなぁ。ものすごくヒマに思われるかも知れませんが、今日も明日もお仕事でかなり忙しいんですよ、実は。

さて今回のコーティングにはオカモト産業の「流水力 光沢耐久コート」を使用しました。いつもは「ゴールド・グリッター」というのを使っているのですが、ちょうど切れたので昨日の深夜ドンキ・ホーテで買ってきました。それにしても深夜のドンキ・ホーテって、どうしてあんなに…って話し出すと長くなるから割愛。また今度。

さてこの「流水力 光沢耐久コート」ですが、何がよいかというとスプレー式のため施工がラクだということです。たしかに固形ワックスとか使うとものすごく艶やかな仕上がりになることは知ってますが、そこまでの気合と根性は無い僕なのです。もともとゴールド・グリッターの仕上がりで十二分に満足していた僕なので。(ゴールド・グリッターは絶対的にお勧めです。)

車体に直接スプレーして付属のタオルで塗り広げます。そしてこれまた付属のネル布で仕上げ。「拭き取り不要」とうたっているんですが、少なくとも「仕上げ処理」は必要な製品です。ワックス系に比べると圧倒的にラクチン。付属のネル布が意外にいいもので、気持ちよ~く仕上がります。磨いたところからピッカピカです。光沢度はゴールグリッターより2レベル位上ですね。かなり艶やか、アデージョです(笑)。

あとはマフラーとかホイールとかを使い捨てウェットシートでキレイにし、車内をざっと拭き、それから近所のガソリンスタンドに行って車内掃除機をかけて出来上がりです。時間にして2時間ちょっと。はぁ疲れた。

さて今回の「流水力 光沢耐久コート」ですが、仕上がり具合はとても良く大変満足です。あとはこれがどのくらい耐久するか、ですね。それが分からない限り安易にはお勧めできません。もっとも「ブリスX」あたりを使うのがもっとも無難で効果があるとは思いますけどね。


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