オリンピック感想 社会

東京オリンピック、パラリンピック

 オリンピック、パラリンピックが終わってしまいましたね。僕としてはどちらも1つずつチケットが当選していたので、無観客での開催となったことはとても残念でした。無観客にしたことがコロナの感染抑止にプラスに働いたのかマイナスに働いたのかわかりませんが（個人的には「おうち観戦による人流抑制により家庭内感染大爆発」と思ってたりするものの正解は知りません）、いずれにせよ早く世の中が落ち着いてほしいですし、この大変な状況下の中それぞれの持ち場で運営にあたってこられたスタッフの皆様には頭が下がります。

アーチェリー競技の影響をうけ買ったダイソーの300円弓矢😅

パラトライアスロンの秦由加子選手

今回のオリパラでもっとも印象に残っているのは、秦由加子選手が出場したパラリンピック女子トライアスロンPTS2（運動機能）です。チケットが当選していて本当なら当日お台場の会場で応援していたはずの競技であるということと、直接お会いしたことはないものの実は所属企業が同じということで前回リオ大会以降心の中で応援してきた選手です。テレビ番組に出演されていたのを何度か拝見しましたが、とっても感じの良い女性アスリート。

得意のスイムを1位で突破したもののバイクで大きく遅れを取り、ランでも追い上げかなわず結果は6位ということでしたが、諦めずに前を向いて走る姿とその裏にあるであろうこれまでの並々ならぬ努力を思いとても感動しました。朝6:30に起きて小学2年の息子とテレビ観戦していましたが、息子も感じるものがあったらしく「メダルのかわりに僕がお菓子をあげたい」と可愛いことを言っておりました。コロナがなかったら社内イベント的なものでふれあいの機会もあったかもしれないのですが残念。。

そして素晴らしかったのが競技後のインタビュー。記者さんが同じようなことを何度も聞いてくる中（記者さん自体そんなに感じ悪い方では全然なかったのですが、抽象的で同じようなことばかりを質問されていて見ていて気の毒に感じてしまいました。もしかすると記者さんも感極まってしまっていたのかもしれません）、一つ一つの質問に本当に真摯に、時に笑顔を見せながら、周囲への感謝の気持ちをこめて爽やかに語っておられた姿は、（勝手ながら同じ会社にいる人間として）すごく誇らしく感じました。メダルを狙って5年間頑張ってきて悔しい思いもおありだったでしょうに。

正確な言葉は覚えてないのですが、インタビューの最後に記者さんに対して笑顔で「皆さんも本当にお疲れ様でした」的なことを発言されていて、ホント「女神か！？」と思いましたよ。。

そしてオリンピック女子バスケとパラ男子車椅子バスケ

今回、バスケが熱かったですよね！オリンピック女子バスケは選手の名前をけっこう覚えちゃいました。準決勝や決勝では声にだして「ひまわりちゃん頑張れー！」とか叫んじゃいましたもの(^_^;)。特に準決勝は3ポイントがたくさん入って、見ていてすごいなと。

女子バスケ、見ていて非常に面白かったです。機会があれば試合見にいきたくなったくらい。ひまわりちゃんのいる実業団チームの試合っていつやるのかな？（って思ってるニワカファンはけっこういるはずだ！）

そして本日アメリカと決勝を戦ったパラ男子バスケ。すごかったですよね！？最後の最後までどちらが勝つか全くわからない展開。僕、バスケは全然詳しくないのですが、あのアメリカとここまでの戦いができるだなんて、きっとものすごいことなのでしょう。

香西選手や藤本選手といったエース的なシューターの方も本当にすごいですし、エースにシュートを打たせるために相手をブロックしたりするサポート役の選手の皆様もすごいし、息ぴったりだし、なんといっても鳥海（ちょうかい）選手のあの躍動感！決勝第4Q途中のリバウンドからの倒れながらのシュートを決めたときは、あまりのカッコよさに感動しましたです、ほんとに。

こちらも見ていて非常に面白いなと。バスケの試合は試合時間がそこまで長大じゃないので、女子バスケや車椅子バスケが同じ会場同じ日程で試合があったりなんかすると嬉しいかも。是非今回のこの盛り上がりを生かしてもらいたいです。

健常に生きている僕も含め、パラアスリートの皆さんから多くの人が希望とか感動とかもらえると思います。言葉にして書くと非常に陳腐になりますが、結構本当にそう思いますので、是非こういうパラスポーツに触れられる機会が一般的に増えれば嬉しいです。

今回、正直これまであまり関心を持てていなかったパラリンピックの方もけっこう楽しませてもらいました。他の多くの人にとってもそうだったのではないかと思い、これは非常に良い流れだし、東京パラリンピックやってよかったのだと僕は心から思います。ではまた。