その神社のすぐ横にマンションが建設されるということで問題になっています。
マンション建設そのものというよりも、その土地にある甑岩(こしきいわ・信仰対象の大岩)の扱いが問題となっているようです。
神社側からすればもちろん残してもらいたいですし、デベロッパー側からしたら「適法」なのだから破砕して工事を進めたいのでしょう。
神社横の土地はもともとは地元民が分割所有していたのですが、その昔、夙川学院が短大を建てたいと言うので「甑岩は保存する」という条件で売却されたようです。ですが、今回夙川学院がそこを何も考えずに(か、どうかは知りませんが)売っちゃったもんだからこのような事態になっています。
こちらで先日放送されたMBSのニュース映像が見られます。大変中立公正に作られたVTRだと思います。
神社側もデベロッパー側も双方困っちゃいますよね。西宮市も法律・条例のもとどうにも動けない。
誰が悪いのか、を言うことにあまり意味はないのかも知れませんが、素人目に見て悪いのはどう考えても夙川学院短期大学ですよ。誰もインタビューに応えてないのも腹立たしい。当時を知る人や資料が何一つ無いというのも謎だし、だったらなぜ今まで自分とこの学校に関係ない甑岩をずっと敷地内に残しておいたのでしょうか?ね。
できればマンション側が、地域の象徴たる甑岩に敬意を表し、なんらかの保存措置をとる形で解決してくれればよいなと思います。
地域の象徴たる、というのは過言ではありません。道路の真ん中にどーんと保存されている甑岩(のひとつである夫婦岩)なんかは、地域住民のみならず近隣学生の間でも有名ですし、敬意を持って取り扱われているように感じます。
マンション側も今後その地域での永続的な運営・発展、商売繁盛を志すのであれば、無碍に破砕などするべきではなく、うまいことやってくれたらなぁと切に思います。ではまた。
キャンペーン · 西宮市, 株式会社創建: 越木岩神社の社叢林と開発地に残る磐座の保護・保全を求めます。 · Change.org
0 件のコメント :
コメントを投稿