街のバルーンアートお兄さんがすごかった

ラゾーナ川崎のユニディで「お買い上げ1,000円以上の方にバルーンアートをプレゼント(小学生以下に限ります)」というのを見つけました。その場でパフォーマンスしながら次々に作品を作り上げていくマリオみたいな帽子をかぶったお兄さん。息子も案の定「ほしい!」となったので、無理くり(^_^;)買い物をして列に並びました。時間ギリギリで我々が最後の一人になったのは非常にラッキーだったかも。

最初棒状のバルーンを渡されたのですが、輪っかにしたのは妻(^_^;)

たまに街で見かけるバルーンアート。犬とかサーベルとか作ってくれるのを見たことありますよね。でも、今日見かけたお兄さんはちょっとレベルが違っていました。1つ1つの作品のクオリティがすごい!ミッキーマウスとか、ドラえもんとか、ジジ(魔女の宅急便に出てくる黒猫。これすごい可愛くて妻が欲しがってた(^_^;)写真とっとけば良かった)とか、基本的には子供がリクエストしたキャラをその場で作ってくれるんですよ。

ものすごいスピードで、様々な色のバルーンを巧みにに組み合わせて、見ている人が「これがどうなるんだろう?」と思っているうちに気づけば作品ができているという。これは本当にすごい技術。プロ中のプロだと思いました。街の大道芸人とはレベルが違うのではないかと。

そこに来て息子がリクエストしたのはなんと「ドラミちゃん」!!!。これにはお兄さんも「ごめん!それはできないんだ。初めて言われたよ笑」と、まさかのキャラ選択にたじろいだ様子(これ、でも例えばシンカリオンとかドライブヘッドとか言われたらどうするんだろう??)。

こんなのできるよ的なサンプルをパラパラと見せてもらうと、目に止まったのはイルカ。最近シャチとかイルカが好きな息子は「イルカがいい!」とリクエスト。その時、お兄さんの顔に一瞬気合がみなぎったことに僕は気づいたのですが(たぶん)、その日最後の一人ということもあってか結構な大作を作ってくれました!

動画がこちらです。このスピード感!


このパフォーマンスに僕はけっこう感動して「一芸を極めるということはすごいな」「(息子に)何か一芸を極める方向で人生進んでもらうのも悪くないな」とまで思いました。

少しだけ雑談した中で「今年の世界大会で優勝したんですよ」と言っていたので、それを頼りにWEBを検索してみたところ、見つかりました。このパフォーマーは甲斐晃一郎さん。今年のWBC(ワールド・バルーン・コンベンション)2018で部門優勝するなどすごい成績をおさめられた方だったんです!ラゾーナ川崎もユニディも「世界チャンピオンきたる!」位にもっと盛り上げてもよいのでは??(^ ^)

さらにそのWBC公式ページのギャラリーを見てみると、こちらの作品が!!

バルーン・フィギュア部門の作品だそう

これまさに息子が作ってもらったイルカですやん!!

一瞬気合をみなぎらせたのは(きっとですが)このイルカがある意味「必殺技」だったのではないでしょうか?そんなすごい方のすごい作品をプレゼントしてもらえて本当に光栄です。ありがとうございました。



それにしてもバルーンアートの世界大会だなんて僕ら一般人はそんなの全然知らないじゃないですか。そしてその大会で日本人が大活躍していることも。今回たまたまいろいろと検索してみて、日本のバルーンアート会はすごいことになっているのだと初めて知りました。

そしてそれもあってか、バルーンアートを供せる大道芸人さんなんかも、ものすごい数の方がいるようで競争も激しい世界なのでしょう。人生いろいろだなと、あらためて思います。

もし僕が大金持ちなら今日の甲斐晃一郎さんらを呼んで保育園でイベントをやってみたいところなんですが…(^_^;)。子供がいる場面ではきっと喜ばれることでしょう。

世の中にはいろいろな仕事がありますが、こうやってダイレクトに人々に笑顔を届ける仕事ってとても幸せなのかもしれませんね。とか。ではまた!





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