MacBook Pro 14inch、買いました!M2 Pro搭載。メモリ16GB、SSD512GBのもっともお安いやつですが、それでも十分に「清水の舞台から飛び降りた」くらいの気持ちです。
気づけば僕、1年間で150本以上の動画を編集してアップしてました。そのほとんどはサッカーチームのご家庭用に限定公開しているものです。この数年、お仕事が非常に忙しくて平日も休日も昼も夜もないような働き方をしている中、よくやるよなと自分で思います。。
あと写真。毎試合たくさんの写真をRAWで撮影し厳選し編集して現像しています。これにかかる時間も相当なものです。Adobe LightroomはMac/iPhone/iPadを同期して行き来しながらの作業ができるため、電車の中、iPhoneで写真のチョイスやトリミングを行うことも多々です。最終的にはMacで現像(仕上げを)します。
これらの作業はすべて、2019年11月に買ったMacBook Pro 13inch(Core i5、メモリ16GB)でこなしていました。今でも「遅くて使い物にならん!」なんてことは全然なくて、4K動画編集も十分に可能。が、新しいM2プロセッサがとにかく速いらしいので、そちらに心惹かれてしまったのが主な買い替え原因でしょう。
左が新しいMBP14inch。右は初期化中の旧機。 |
ただ、こちらに書きましたが、最近はAIによるRAW画像最適化ソフトを導入したのですが、非常に重たい処理なので1枚約3分もかかっていました。それは、さすがに遅くて不便、、です。200枚で10時間近くパソコン起動しっぱなしにする必要があるのは、しのびない。。
2023年M2 Proモデルでどのくらい速くなったか
目に見えて劇的に速くなったのが写真の現像処理関連です。
■RAW画像最適化(DxO PureRAW2によるDeep PRIME処理)
※素材はCanon EOS R7で撮影したcRAW。1枚約20MB。
・2019 MacBook Pro 13・・・平均150秒/枚
・2023 MacBook Pro 14・・・平均12秒/枚
なんと12.5倍速に!すごすぎます。PureRAW2がM2プロセッサに最適化されている効果が大きいのでしょう。それにしても想像を上回る爆速ぶりです。
■RAW現像(Adobe LightroomによるRAW現像)
※PureRAW2で処理した1枚130MBほどのDNGファイル。
・2019 MacBook Pro 13・・・平均3.2秒/枚
・2023 MacBook Pro 14・・・平均1.3秒/枚
こちら厳密な計測じゃないのですがフィーリング的にも3倍ぐらいの処理速度となってます。14の方は本当はもっと速いかも知れません。(サンプル数が少なくて)
・・・
つづけて動画です。編集ソフトはFinal Cut Pro。こちらも正確なデータを取れてないので、ほぼ体感ベースにはなりますが、かなり速くなりました。
■10分の4K動画書き出し(Final Cut ProによるHEVC 10bit 4K出力)
・2019 MacBook Pro 13・・・20〜30分
・2023 MacBook Pro 14・・・6分
こちらも3倍〜5倍のスピードアップ。素晴らしい。
もちろん編集作業中のモタモタ感も大いに改善されました。先日やったのは4K動画のマルチカム編集(同時に撮影された複数のカメラの映像を切り替えながらの編集)ですが、十分にサクサク動いてくれました。
もっとも自動プロキシ作成をONにしてると知らぬ間に大量のプロキシファイルが作成されてししまう(作成できてしまう)のが贅沢な問題点。気づけば400GBにまで膨らんでいて(そんな大量のプロキシをバックグラウンドで僕が気づかぬ間に作成していたことに驚愕)、あっという間に空き容量不足になってしまいました。
それ以降、自動プロキシ作成はOFFにして編集しています。たまーにモタつくことはありますが、編集はテキパキこなすことができます。さすがです。
編集中に関して思うのは、もしかしたらメモリが足りてないのかもなということ。というのもモタつく場面がMacBook Pro 13inchの時とほぼ同じだからです。タイムラインに動画を追加するときや、バックグラウンドレンダリング中の倍速再生など、たまに「うっ」を止まってしまうときがあります。
もっともFinal Cut Proは厳密に言うとM2プロセッサにはまだ最適化されていません。今後のアップデートが楽しみです。
買って正解
「どうせいつか買う」と自分で思ってたので、今買っちゃいました。僕の体感で3年は第一線で活躍できる性能だと思いますし、後悔はありません。
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