ChatGPTというAI会話システムが昨今話題です。口語調で何か質問すると、まるで人間が考えたかのような整合性のとれた長文の回答を返してくれます。マイクロソフトのBingブラウザからそのChatGPTの技術を用いたチャットAIが使えるようになったので試して見ました。
※Bing チャットAIは現在、登録制の順番待ちを受付中です。世界中の人が順番待ちしてるのですぐには使えないかも。
質問1:ドラえもんは本当に誕生するの?これはさすがの回答ですね。ただ単に「それは難しいです」で終わるのでは無く、簡潔にして的を得たドラえもんに関する情報を提供してくれつつ、最後は「ドラえもんは、私たちの心の中にいる友達です。」と締めくくるその情緒性。
質問2:Bi rod 6c-7500を使ってサッカーを撮影するコツを教えて
マニアックな質問もちゃんと答えてくれます。が、出てきたこの回答はコツというより「手順」ですね。知りたかったのは、ロッドをどういう位置に立てれば良いのか、どのようなカメラを使えばいいのか、サッカーコート全面を撮影するにはどのような角度や高さで撮影すればいいのか、といった実践的な内容でした。こういった内容はネット上で検索してもそうそう見つからないので、AIさんもそこまでは学習できていないのでしょう。
質問3:川崎フロンターレのインサードハーフには大島選手を起用した方が良いか、他の選手を起用した方が良いかまたまたマニアックな質問をぶつけてみました。出てきた回答は一見ちゃんとしていますが、細かい部分にはけっこうな事実誤認があります。サッカーJリーグについてももっと学習してもらった方が良さそうですね。と言うか去年の優勝はマリノスだよ(フロンターレは一昨年)
ちなみに今年のフロンターレの中盤3枚はどういう構成になるのか、楽しみです。アンカーに橘田選手を置いて前に大島選手、脇坂選手という構成が個人的には見て見たいですが、アンカーにシミッチ選手を入れるとなると橘田選手は前に?となると大島選手が漏れる?大島選手は怪我さえなければ最強なのでそれはもったいない、、かと言って脇坂選手を外すことは考えられない。他にもチャナティップ選手や瀬古選手、小塚選手らも控えていて中盤の選手層は今年も厚いです。だからこその質問でした。
質問4:川崎フロンターレの家長昭博選手はあと何年現役で活躍できますか?
まずまず納得感のある回答です。統計的な面からの回答を期待しましたが、そうならなかったのが意外。というか今年が何年かあやしいですね。大丈夫か?
質問5:JMeterを使った性能テストを行う際、通常時の負荷をシミュレーションするためのシナリオの作成には、どのような方法がありますか?IT技術的な質問でしたが、こちらも若干期待ハズレ。ツールの設定方法ではなく、シナリオ作成の考え方について知りたかったのですが、まぁこれは私の質問の仕方も悪いですね。
質問6:小学3年生の習い事が週に5回は多いですか?
考えうる限りパーフェクトな回答です。もうちょっと短くまとめてもらってもよかったですが、それなら「短く答えて」とか入れるとそうしてくれるのでしょう。
週5はかなり多いと答えた上で「習い事の回数を決める際には、子どもの意見や希望を聞いたり、子どもの様子や体調を観察したり、親子で話し合ったりすることが大切です。習い事の回数は、子どもが楽しくやりがいを感じる程度に調整することが望ましいです。」としてじんわり習い事を減らすことを提案してくれています。
なんと言うか「人格」を感じますよね。主観的な考え方を持ち合わせているような印象があります。本当にそうなのかはわかりませんが。。
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非常に面白いです。今年は人間とAIとの付き合い方を深く考えていくような1年になりそうです。ではまた。
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