息子の少年サッカー用に高さ7.5mの三脚をチームで購入しました。高さ7.5mと言えばビルの3階部分にも相当します。すごくないですか😅 Bi-Rod 6c-7500という製品でお値段7万円ほど。
椅子にいるのは妻 |
導入の目的は
・ビデオ撮影係の負担軽減(放置して撮りたい)
・選手の動きの分析に使える動画を撮影したい
てなところです。
横から撮影 |
ゴール裏から撮影 |
問題は撮影用のカメラです。
・リモートで映像確認や操作ができること
・画質が良いこと(できれば4K撮影ができること)
・広角で撮れること
3つ目はサッカーコート全面を1ショットで写したいという要件です。映像確認しながらカメラを右に左に動かすのは避けたい。
<候補>
・GoPro(できればHERO 10以降)
・iPhoneなどのスマートフォン
・ミラーレス一眼
・DJI Pocket2などのジンバルカメラ
それぞれメリデメあります。GoProも高いですからね。。うちのチームではまずは三脚を購入して、カメラはレンタルなどしながらベストな選択を模索していくことにしました。
個人的には最終的にはGoPro Hero10または11にしたいと思ってます。あの自動水平機能は素晴らしい。。
iPhoneでのリモート撮影について
まずは手持ちのiPhone14を使ってみることに。みなさんiPhoneのカメラを遠隔操作する方法って知ってますか?私が知る限り以下3つの方法があります。
① Apple WatchのCamera Remoto機能を使う
② 専用アプリを使う
③ Macに画面ミラーリング+スイッチコントロール
① Apple WatchのCamera Remoto機能
これ非常に便利です。Apple WatchからiPhoneカメラの映像がちゃんと見られて操作もできます。画像は小さいですが撮影範囲の確認には十分。4K動画も対応してますし撮影倍率の変更も可能です。正直これがベストなアンサーかも。
ですがApple Watchがないことには使えません!当たり前ですが。。
以前試した時は妻のApple Watch8と妻のiPhone13を使ったのですが、例えばApple Watchだけを妻から借りて自分のiPhone14を操作することは基本不可能なんです。1台のApple Watchには1台のiPhoneしか紐づけられません。
もし私のiPhoneを紐づけようとするなら一度Apple Watchを初期化(に近いことを)せねばならず、それはさすがに非現実的。
となるとApple Watchを買わねばならず、、うーん、高い!
と、言ってたらこんなニュースが出てきました。期待大。
将来Apple Watchは1台のiPhoneに縛られず、MacやiPadともペアリングできる可能性 - PHILE WEB
② 専用アプリ(Camera Plusなど)
監視カメラアプリを使えば遠隔操作に近いことはできますが、たいてい画質の選択ができず4K撮影には対応していないことが多そうです。
Camera Plusというアプリでは、2台のiPhoneを繋げて片方をモニターとして使うことができるAirSnapという面白い機能があるのですが、調べる限り4K撮影は対応していないみたいです。惜しい。
③ Macに画面ミラーリング+スイッチコントロール
試してみて今のところ一番使いやすそうなのがコレ。ですが、スイッチコントロールに過度な期待は禁物です。。
iPhoneの画面はMac(MacBook Proなど)に簡単にミラーリングが可能となっています。特別なアプリなど不要で、Wi-Fiがない環境でも大丈夫。やり方も非常に簡単です。
なので三脚取り付け前に、手元のMacに画面を写しておけば、高所からの映像もMacの大きな画面でモニタリングが可能です。
じゃあ操作はどうするのか?スイッチコントロールの出番です。
スイッチってあのスイッチじゃないですよね?って思いますよね。なんとあのスイッチを使ったスイッチコントロールも可能です。何が言いたいのかと言うと
任天堂SwitchのJoy-Conなど、Bluetoothで繋げられる機器でiPhoneの操作が可能!
なんです。
スイッチコントロールというのはiPhoneの設定>アクセシビリティ>スイッチコントロールから設定できて、外部コントローラーなどでiPhoneの操作を可能とする機能のこと。
任天堂Switchのコントローラーでだいたい何でもできるように設定することができます。障害などお持ちで画面のタップができない方向けに用意されている機能だからです。
実際の設定方法はこちらの動画がわかりやすかったです。
https://youtu.be/AL3wUbv8wes
遠隔で撮影のON/OFFができることで、保存容量や電池の節約になります。一度上にあげたiPhoneを試合ごとに毎度下に下す必要がないのは助かります。
た、だ、し、先日サッカー練習中に試していた限りでは、7.5m上空までiPhoneを上げてしまうと、Joy-ConのBluetoothが届かない時がありました。上に目掛けてエイ!とボタン操作しなければなりません。また一度接続が切れてしまうと自動で再接続ができず、そこが最大のネック。。
ハタから見ると相当怪しい人かも知れませんね。Joy-Conを握りしめて手を上に上げてカチカチやってるんですからね。ウルトラマンにでもなりたいのか!?って😅。カチカチボタン押しても何も反応しないと「ウルトラマンになれなくなっちゃったのかな?」って思われたりして。
全体的に7.5m三脚の足元でMac広げてJoy-Con握りしめてだなんて、それだけでも相当に「物珍しい」人になってるはずです。なのでこの方法は、そういう周りからの好奇の眼差しに耐えられる方にのみおすすめできます!例えるなら日本で平気にオープンカー乗って屋根開けて走れる人ならOKです!
次回は、iPhoneでの撮影ノウハウを書いてみたいと思います。
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