コロナを正しく怖がりたいのに

コロナの正しい怖がり方について、自分なりに考えています。

僕がここで一番言いたいことは、以下のようなことを素人目線で考える必要があるような現在の情報発信のされ方はなんてお粗末なのだろうか、ということです。

立場や恣意性を超えて、本当のところを見極められる状況になってほしいです。

先日、恵比寿駅構内で撮影


例えば、、、

感染者数が東京で300人を超えましたが、これは本当に感染が拡大しているということなのでしょうか?

4月はごく限られた人たちのみ(高熱が4日続いた上で病院で検査の必要性が認められた人)が検査を受けられました。結果、陽性率は一時期30%を超える水準に。

ひるがえって今現在ですが、陽性率は6〜7%程度。検査対象を大幅に広げているため、4月と現在とでは並べて比較することは適しません。そこはわかってます。

特筆すべきは感染者数のうち98%が無症状もしくは軽症ということ。この98%の人たち(それが言い過ぎというなら80%でもいいです)は4月の日本では一切感染者数にカウントされていなかったであろう人たちです。

つまり、4月と今とを同じ土俵で比較しようとするならば、この98%(80%)の無症状もしくは軽症の方を除いた数字でカウントする必要があるということです。

なので今現在300人程度が新規感染者ということであれば、このうちの2%(20%)である6名(60名)程度が「4月の日本でカウントされていたであろう新規感染者数」ということになります。

どうでしょう?

逆に言うと4月時点では目に見える2%の水面下には98%もの無症状、軽症の感染者が隠れていたということになるかも知れません。

どうでしょう?

僕が知りたいのは98%なのか80%なのか、そこの数字です。

言い換えれば4月と今現在とを正しく比較するための方法です。

それを知ることで「あー確かに今は感染が広がっているんだ」と納得することができるようになります。

新規感染者数の数字だけをみて「うわー300人超えたー。やべー!」と言ってるのはあまりに滑稽だと思うんです。僕、ヘンですかね?

・・・

他にも致死率についてインフルエンザと比較してどうなのか?かかって本当にやばいのはどちらなのか?無症状で人にうつすリスクが本当に高いのはどちらなのか?そういうのも知りたい。僕の所感ではインフルエンザの方が致死率が高いのに、かかっても入院なんて話にはならないじゃないですか?せいぜい家で休むくらいで。そこも何故?と思います。

あんまり書くと「世の中に文句ばっか言ってる人」みたいになってヤなんですが、ここにきてすごく気になってきているので思わず書いてしまいました。

僕以前、ハンセン氏病の療養所に訪問させてもらったことがあるのですが、極論すれば日本はあの頃(病気の感染の表面的な部分のみを怖がって隔離させた村八分精神的日本の時代)から進歩してないんじゃないかとすら思ってしまいます。ではまた。。。

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