激安ワイヤレスヘッドホンは軽くて通勤に良い

今年に入り比較的安価なワイヤレス(Bluetooth)ヘッドホンがいくつか出てきました。今回試しにその中でももっと軽量でシンプルなPhilipsのSHB4405を買ってみました。



イヤホンだとどうしても耳の穴にうまくフィットしないことが軽くストレスでした。その点ヘッドホンならサイズさえあえばその辺に苦労することは少なそうです。

そして何といっても軽い!僅か90グラム!

オンイヤー型といって耳の上に乗せるタイプのヘッドホンだと、耳への圧力(はさみこむ力)が時として問題になります。はさみこむ力が強いと耳が痛くなりますし、弱いと位置がずれたり落下の原因となります。その点このSHB4405はとにかく軽いですので、さほど強くない力ではさんでいても位置ずれや落下の気配を感じません。

僕は平均より頭が大きめで、かつ、形も若干いびつ。ヘタするとヘッドホンのアーム部分が側頭部にあたって痛くなることや、メガネもしてますので耳の付け根が痛くなることも十分考えられます。しかし軽さは正義。このヘッドホンに関してその心配は全くなさそうです!耳あたりも快適です。

ヒゲ隠し用トトロ

見た目は確かにチープですが、僕その辺はあまり気にならないです。仰々しくなくてむしろ使いやすい。何よりこの軽さに勝るデザイン上の利点はないでしょう。

音質については値段相応ですが、僕としては十分。ノイズキャンセリングは付いてないので、それなりに外の音は入ってきますがそこはやはりヘッドホン、イヤホンほどではありません。そしてその状態で音楽を聞いているのですから、そこまで厳密に良い音を求めたりはしませんよね。

実際、低音はまあまあですし、中音域はとてもよく聞こえます。明らかにボーカルが聞き取りやすいチューニングになっていて、むしろポップスやロックを聞くには大変好ましいです。オーケストラを聞いてホールの広がりを感じたり、稀代の名バイオリニストが弾くストラディヴァリの音色に耳を澄ますような類の商品ではありません(^_^;)。(聞いても十分楽しめますけどね)

ちなみに僕は今「Sing Street」という映画の影響で、その映画のサントラと80年代ポップスにハマってるので、このヘッドホンはある意味ベストマッチかも。


その他、買ってよかった点

・買った時点で充電がほぼ満タンだったのですぐ使えた(ただのラッキーですかね)

・イヤーパッド部分が回転して平べったくできるのでカバンに収納し易い。

・意外と遅延が少ない。AACやapt-Xに非対応なので、例えば動画見る時に音ズレが気になるのかと思いきやそこまでではないです。Bluetooth 4.1だからでしょうか??(とは言え確実に遅延はあります。ゲームとかには絶対に不向きかと)

あと残念な点・気になる点

・AACやapt-Xに対応してくれていればより遅延が少なく、音質面でも有利でした。

・有線非対応。電池切れたら全く使えません。が、この割り切りは良いと思う。

・イヤーパッドがどの程度持つのかわからない。安いヘッドホンって、すぐボロボロになるから…。

・パッケージが保証書兼ねてるので要注意(^_^;)!

これね


何と言っても軽いのと値段が安いので「試しにワイヤレス・ヘッドホン買ってみるか」てな人には安心してオススメできます。(ちゃんとしたイイ音のやつだと2万円以上はしますからね…)

iPhoneからもイヤホンジャックなくなっちゃいましたし、時代は確実にワイヤレス。今後もこの価格帯でいろいろ良いヘッドホンが出てくるかも知れませんね。ではまた!

※なぜかAmazonでは今現在取り扱ってないようです。

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