※ちなみに僕(40歳)が子供の頃から同じ仕組みの自動切り替えレールは存在していました。それがすごいぞプラレール!
しかしごく一部のプラレール列車には例外的にその「引っかかり」がついていません。プラレール・トーマスの仲間である「エミリー」もその一つです。
エミリーは機関車トーマスに出てくる人面機関車の一人で、数多くのキャラの中数少ない「終わりの歌に登場する8人」に含まれるレギュラー級の存在。登場機会も多いです。レギュラー級の中では唯一の女性キャラであります。深緑色のいかにも英国らしい気品漂うデザイン。また他の車輌と比べて特別に大きな動力輪が最大の特徴です。
プラレールでもその特別に大きな動力輪はデザイン上再現されているのですが、そのデザインゆえに実際にはそこにモーターはつながっておらず、モーター付き動力車はエミリー本体とは別に後続車として用意されるというレアな形式となっています。
つまり常に後ろの動力車がエミリー本体を押して走る形です。
そして例の「引っかかり」は後ろの動力車側に付いており、エミリー本体には付いていません。その結果どうなるか…
この写真をご覧いただくとわかりますが、エミリー本体は左に行こうとしているのですが、後ろの動力車が分岐を切り替えたがために真っ直ぐ進もうとしてしまいます。結果、コケます(^_^;)。
つまりエミリーは製品仕様上、自動切り替えレールには非対応ということです。
エミリー本体に引っかかりを作ってみた
うちの息子はことさらエミリーを気に入っていて、コケることをいとわず自動分岐レールを走らせたがります。何度言っても聞かずに走らせては事故らせているので、こちらとしても軽くイラっとして「だから!エミリーはそこを走れないんだよ!」と言ってしまいますが「なんで?」と聞かれても相手は3歳児。いろいろ説明を工夫しても最後まで納得してくれません。「エミリーは特別だから」的な理由もアウトです。一応根気よく何度でも答えてはいるのですが…(^_^;)。
そこでいっそエミリーをこの自動分岐レールに対応させるべく改造してみることに!
改造と言っても大したことはありません。
1.エミリーに「引っかかり」を作る
2.後続の動力車から「引っかかり」を取り去る
この2点です。そうしたときの影響範囲についての検証が不完全(読めない)なので、これがこと仕事なら作業着手はNGですが、うちでは関係ありません(^_^;)。
2は簡単。プラスチックの「ひっかかり」部分をカッターナイフでグシグシ切ってペンチでグイッと切り取るのみです。
まさかの2004年製!買ったのは2016年(^_^;) |
1は、エミリー本体の底面の丁度良い位置にネジ穴があったので、そこに割り箸を突っ込むことで対応しました。お手軽で我ながらナイスアイディアです。
割り箸を適切な長さに切ったものと、太さ調整用のマスキングテープを使いました |
いい感じの「引っ掛かり」ができました。実はこの後さらに輪ゴムを巻いて太くしています。 |
実に簡単に作業完了です。
結果は成功!
こちらを御覧ください。見事に切り替わるようになりました!
これで無事、自動分岐を使ったレイアウトでも安心してエミリーを走らせることができるようになりました。親子の平和も保たれようものです(^_^;)。
エミリー自動分岐非対応問題に頭を悩ませている親御さんは全世界に2億人くらいはいらっしゃると思いますが是非参考になさってみてください!ではまた!
※せっかくなので最近作ったレイアウトをいくつか(毎度記念に写真におさめている私(^_^;)。アレ、自動分岐使ってないのばかりだった)
↓これも欲しい!
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