全5曲入り。時間にして25分ほどのミニアルバムになっています。
1曲目がピアノソロ。
2曲目は森麻季さんを迎えてのソプラノ&ピアノ。
3曲目はマロこと篠崎史紀さんを迎えてのバイオリン&ピアノ。
4曲目は郡山市立安積中学校合唱部を迎えての合唱&ピアノ。
5曲目がリプライズで再度のピアノソロです。
1曲目のピアノソロがやっぱり圧巻。シンプルなメロディを最初は静かに、最後は大迫力で「歌い」あげます。辻井君の息づかいもかなり収録されています。ライブ録音だそうです。このあとの歌詞付きの演奏をひと通り聞いたあとの2回り目を聞くと、かなり胸に来るものがあります。最後のほう、何度も何度も、これでもかってくらいの繰り返しはかなり熱いです。
森麻季さんと篠崎さんの演奏も素晴らしい。本当に気持ちが入っているように、僕には聞こえます。
合唱はやっぱりいいですね。ソプラノ、アルトに男子のテノール、バリトン、バスも活躍。ちなみにこの4曲目は辻井君の前奏部分が非常にカッコイイアレンジになっていて、辻井君らしい繊細で美しい響きがより堪能できます。
ただ先日のモーツァルトのアルバムでも思ったのですが、ただ繊細で美しいだけでなくて、とても印象に残る芯の太い音が聞こえてくる確率が高くなったように感じます。
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この「花は咲く」のアルバム、1曲目と4曲目がライブ録音で、他はスタジオ録音だそうなのですが、ピアノの音が全然違います。これはもう確実に、どう聞いても1曲目のピアノの音があきらかに良いと思うのですがどうでしょうか?スタジオ録音のエンジニアさんはすごい方みたいですが、僕には若干?の残る録音だったような…。雰囲気はいいのですが。
iPhone5付属のイヤホンで聴くと、ちょっとした誇張が入ってより感動的に聞こえますね。
世知辛い世の中。たまにはこういう純粋で美しい「キレイゴト」な音楽を聴いてみるのはいかがでしょうか?僕昔から言い続けていますが「キレイゴト」ってとても大事だと思うんですよ。物事の悪い面なんて普段の生活で見慣れてるわけですからね、皆さん。だから「キレイゴトばっかり言ってんじゃねーよ!」とか言わないでくださいね。ではまた。
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