先日、屋台のかき氷を買ったんです。息子が食べたいと言うから。
そのかき氷屋台では、好きなシロップを好きな量、自分でかけることができるようになっていました。
息子はイチゴがいいと言ったので赤いシロップをかけてやりました。この手のシロップって色が違っても実は全部同じ味なんですよね、基本。
そこに例外的に白いカルピスを発見。ハーマイオニーさん(奥様=魔女)と僕は反射的に「あ!これカルピスだ。カルピスおいしーよー」と言って、イチゴかき氷の上から僅かにカルピスを追加でかけてしまいました。
これが地獄の始まりです(^_^;)
いきなり泣き叫び始める息子。理由を尋ねると「カルピスいらない〜!」と大声で泣き叫びます。
え!?
いやいや美味しいよ。ちょっと食べてごらんなさい、と言っても。
いーやーだー!
と言って、本当に全く一切口を付けないではありませんか。ストローの先のスプーンですくって口に持っていっても、キツく口を閉じる息子。
イチゴとカルピスはあーわーなーい゛ー!!
試したことも無いのに確信を持って泣き叫ぶ息子。場所は新丸子の駅前、というか駅の改札前。ちょっとした祭りイベントらしく人通りも多いです。そこでとにかく泣き叫ぶ息子。
だーかーらー!イチゴとカルピスはあーわーなーい゛ー!!
いやいや!まずは一口、一口だけでいいから試してみて。試してみてから文句言ってくれ。と、どれだけ言っても聞く耳を持たない息子。
ハーマイオニーさん(奥様=魔女)はついに怒り出します。
誰がかき氷食べたいって言ったの!?マー君でしょう!!絶対美味しいからちょっと食べてみなさい!
それでも頑なに食べない息子。カルピスのかかった部分を取り除いても、無理。
いーやーだー!どうしてカルピスかけたのー!
言っておきますがカルピスが嫌いというわけでは決して無いのです。息子はイチゴかき氷の純粋性がスポイルされたことを問題視しているのです。
10分でしょうか20分でしょうか、両親による必死の説得にも頑として首を立てに振らない息子。ここはもう僕が妥協点を見つけるしかありません。本当はイヤなんですよ。子供にへりくだるような対応をするのは。だけどカルピスをかけたのは親であるわけですし…。
わかった。しょうがない。泣くのをやめて良い子にするなら、新しいかき氷をかってあげるよ。
これでようやく折れた息子。そして新しいかき氷にかけるべく選んだシロップはメロン。なぜ!
そんなこんなで、僕と妻はとけかかったイチゴかき氷(微小にカルピス入り)を。息子はメロンかき氷を食べました。そしてこの動画です。
なんとなく忘れがたい事件だったので、日記代わりにブログに記してみました。
いやー何が起こるかわからないのが子育てですな(^_^;)。ではまた。
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