ちなみに僕はよくビックカメラに行きます。行くと癒されるんですよね(^_^)。僕、電化製品好きだから。ラゾーナで妻との買い物に疲れたら、HPを回復するためにも必ず1度は立ち寄ります(^_^)。
テレビが売れてないそうじゃないですか。だからシャープもソニーも大変だって。そりゃそうなるよ、と思いました。久しぶりにテレビ売り場を真剣に見て回ったのですが…。まず製品について言うと。
・分かりにくい。→電気屋の展示方法にも原因はありますが、そもそも製品体系が複雑すぎません?
・自社製品囲い込みが酷い。→「自社のタブレットやスマートフォンならこんなことができる」ってのが多すぎる。iPhone持ってる人に売りたくないの?
・これと言った売りが見えない。→「画質が良い」は全社言ってます。ソニーの4倍速は分かりやすくて良いけど。
売り場&店員については一言。
・知識なさ過ぎ。
僕が思うに、テレビが今後また売れるようになるためにはスマートフォンやタブレット、パソコンとの連携が鍵になる、って言うかそれしかないと思うのです。だから前もブログに書きましたが(カモノハシ通信3: テレビが変わる、DLNAとDTCP-IPの話)DLNAのクライアントかサーバーか、DTCP-IP対応か、DTCP-IPでネットワーク経由のダビングに対応してるか、等々その辺が最も重大なテーマだと思うんですよ。なのに。
店員が何も分かってない。少なくとも僕に話しかけてきた2名は。
分かってない上にウソを吐く。DLNAクライアントにしかならないテレビでも、DLNAマークがあるからと言って「スマートフォンから見られますか?」の質問にYESと答える。テレビ売り場で働いているんならプライドにかけて詳しくなっとけって言うの。
この辺かなりの訴求力があると思うのですが、それをアピールできないお店側がテレビ不況の1つの原因です。
あとそれをアピールできない原因の1つにメーカー側の自社製品囲い込みもありますね。パナソニックとか自社のタブレットになら映像を飛ばせるってそれしか言わない。唯一東芝レグザだけがDTCP-IPについて少しだけ言及していました。各メーカーともそうなのですが、カタログ見ても分からないんですよ。DLNAクライアントに映像を飛ばせるのか、録画したのをダビングできるのかが。
こういう標準規格に対応しちゃうと(対応してるのがバレちゃうと?)、自分とこの製品の特徴が薄れちゃうように感じるのでしょうね。そのくせYouTube見れます!とか大々的にアピールするのがアホすぎる。
DLNAサーバーになることをホームページ上でアピールしてるメーカーはほとんどありません。あっても下の方にちょこっと載ってるだけ。しかもDTCP-IPへの言及はない。じゃあよくあるiPhoneのDLNAクライアントで再生できるのかよ!って思います。
今さらAppleみたくなれるわけないんだから囲い込みの意識なんて捨てて、標準規格へのいち早い対応をアピールして、多種様々なユーザを取り込んだ方が良いに決まってます。
単純な話、放送中や録画済みの番組をiPadに飛ばして見られる、ってのを売り場でデモするだけで、その機種は相当売れると思うのですがどうでしょうかね?
ではまた。
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