せっかくEOS R7を買ったのに、iPhoneの画質が良すぎて困ってます😅。動画の話。
こちらいずれも4K撮影した動画から切り出した静止画です。パッと見、iPhoneの方がキレイですもんね。ちなみに息子の小学校ではありません。
EOS R7で撮影した4K動画を切り出し。顔を隠すため画像縮小してます |
iPhone14 Pro Maxで撮影した4K動画を切り出し。同じく画像縮小してます |
息子のフットサル撮影なのですが、EOSとiPhoneとで交互に行ってみました。夜の体育館という非常に光量の少ない厳しい状況。
EOS R7は通常の手ぶれ補正に加え動画用手ぶれ補正をMAXで効かせています。そのため若干画角が狭まっていますね。レンズはRF-S 18-50mm f3.5-6.3 IS STMです。
iPhoneは「アクションモード低照度」という暗い環境だと自動でアクションモード(という動画用の強力な手ぶれ補正機能)を発動するモードで撮影しています。画角が狭くなってないので、アクションモードが発動したのかどうかは不明です。
結論どちらの動画も従来のビデオカメラとはレベルの違う美しい映像が撮影できて満足なのですが、どっちかというとiPhoneの方が・・・。
それぞれの画像から同じ箇所を400x400で切り出してみました。
EOS R7。暗い中、驚異的な描画力ですが・・ |
こちらiPhone14 Pro Max。遜色ないというか・・ |
色だけならiPhoneの方が上ですね。最近のiPhoneはコンピュテーショナルフォトという思想のもとハードとソフトの両面から画質を追求しています。物理的なレンズやセンサーの性能ならEOSの方が何倍も高性能なのですが、得られた画像データを分析して調整・加工するソフトウェアの部分でAppleは勝っており、年々進化を遂げているのがわかります。
iPhoneにおける「画づくり」の多くを担っているのがニューラルエンジンというシステムなのですが、iPhone14 Proだと写真1枚あたり毎秒4兆回の演算を行っているそうです。すごすぎます。動画でも毎秒30枚とか60枚とか撮影される1枚1枚の全ての画像に対し、絶妙な補正がかけられているため、上の写真のように悪環境化でも美しい画像が生成されているんですね。
もちろんCanonのEOSも内部CPUを使ったリアルタイム画像補正は行なっていて、4K Ultra Fineモードで撮影すると(上記画像がそうです)、内部的にはセンサーをフルにつかった7K相当で撮影された動画の毎フレーム1枚1枚を4Kにリサイズすることで高精細な動画を作成しているそうです。こちらもすごいですね。
EOS R7の4K動画から切り出した写真でもう少し条件の良いものも縮小なしで載せておきます。レンズが昔のしょぼい望遠レンズ(EF70-300mm f4-5.6 IS USM)なのでいまいちですが、写真として十分使えるレベルだと思います。
3840x2160なので8MP相当の写真になります。 |
そんなわけでカメラの進化を感じる今日この後です。ではまた。
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