久しぶりの都響・サントリーホールで託児サービス

今日は久しぶりの都響(東京都交響楽団)コンサートでした。指揮は小泉和裕さん。一番大好きなオーケストラで一番大好きな指揮者。僕ら夫婦が行った最後の都響定期であるカルミナ・ブラーナ以来です。当ブログで何度か書いてますが、都響コンサートこそが我々夫婦の結婚のきっかけなのです(^_^;)。

以前の記事
カモノハシ通信3: 久しぶりに都響コンサートを予約。託児もあり!
カモノハシ通信3: 明日は最後の都響定期・結婚のきっかけ
カモノハシ通信3: 都響の検索結果

ハーマイオニーさん(奥様=魔女)が大好きな、チャイコフスキーの弦楽セレナーデをはじめ、美しい名作の小品がいくつも並んだ、珍しいけど充実したプログラム。サントリーホールは満員で、アンコール前には小泉さんのマイク挨拶まであって(そしてアンコールのエフゲニー・オネーギンも楽しくて素晴らしくて)最高の演奏会でした。

久しぶりに聞く都響は(もちろんしょっぱなのワーグナーの印象もありますが)、以前よりも少し男らしさが増したような気がしました。音楽監督に就任した大野和士さん指揮の過去の演奏会でも似たような印象を持ったので、あるいは関係あるのかも知れません。

弦楽セレナーデを弾いた弦楽セクションは他のどんなオーケーストラ、および名演奏のCDたちと比しても全く劣らないどころか、その音の美しさはひときわ優れていると思いました。オーケストラの一体感、指揮者との一体感が素晴らしい。名演奏でした。そういえば今日は観客の拍手マナーも良かったし、聴衆との一体感も特筆モノでした。

また今日は矢部さん、四方さんがそろいぶみ。2ndに双紙さん、遠藤さん。ヴィオラに鈴木さん、チェロに古川さん、コントラバスに山本さんとメンツも良かったですしね。もちろん弦以外の皆様も本当に素晴らしかったですよ。特にフルートの寺本さん、オーボエの広田さんは久しぶりに聞いてもやっぱり大好きです(^_^;)。

イベント託児サービスを使ってみた


普通のクラシックのコンサートに息子ちゃんを同席させることはできませんので、今回はイベント託児なるサービスを使ってみました。株式会社マザーズというところがやっています。(サントリーホールの近所に常設されている保育室とは違います。)



イベント託児とはコンサートなどのイベントに合わせ、現地で子供を預かってくれるサービスです。今回はじめて使わせてもらいましたが、「これなら今後も使えるな」と思える安心感のある保育士さん2名が預かってくださいました。

もちろん全てのコンサートに対応しているわけではありません(そりゃそうですよね)。また、完全予約制です。(ちなみに予約時はかならず電話で会話をする、というところにも好感がもてました)

株式会社マザーズ

料金は0歳児が3,000円、1歳以上が2,000円と、大変リーズナブル。これならあまり無理をしなくとも、気に入ったコンサートがあれば今後出かけることも可能そうです。ちなみにイベントによって料金は異なりますのでご注意。たぶん主催者からのインカムもあって、それで料金が異なっているのではないかと想像。都響のコンサートではだいたいあるようです。(小澤征爾音楽塾でコンサートマスターもつとめた、バイオリンの若き次世代のエースである(と勝手に想像してる)Tさんが、託児サービスの保育士さんと廊下でなにやら話し込んでいたので、もしかしたら楽団員向けの利用というニーズがあるのかも知れません)

ちなみに今日の託児場所はサントリーホールの楽屋でした。はじめて楽屋口から楽屋に入りましたが、それがちょっと嬉しかったです(^_^;)。普通に楽団員の人とスレ違いますし、「そうかここにきてサインとかもらえばいいんだ」とか思っちゃいました。普段入れるかどうかは知りませんが…。

なお息子ちゃんはしばらく楽しく遊んだ後30分ほどしたら寝てくれたようです。預かり中の様子メモを渡していただけたのですが、そのように書いてました。(迎えにいったときは寝てた)。保育園に通っている子供ならば、問題なく過ごせるのではないでしょうか?(コンサートなんて2〜3時間くらいのものですしね)

終演後はサントリーホール前に、よなよねエールの屋台?が出ていたので、美味しいビールを飲んで帰りました。(いや本当に美味しかった。また明日も行きたいくらい)

寝起きの息子君。飲んでいるのはラムネです。


年内にもう1回くらいコンサートに行きたいです。イベント託児サービスを使って。ではまた!



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